朝の静寂が終わりを告げるような
そんな陽の光が差し込む時間帯
少しだけ賑やかに急ぐ人に抜かれながら
参道での時間を少し…
山の時間は急ぎ足で過ぎていく
そんな感じが
そこにはあるのかもしれません
玉置神社
大和路にある世界遺産
「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成するひとつ
知る人ぞ知るパワースポットとして…
境内は 霊峰・玉置山の山頂近く
樹齢3000年越えの杉の巨樹が群生する森の中
心流紀行
そういえば…
玉置神社は 熊野三山の奥の宮として…
そんな事を教えてくれた人の導きで
そんな彼女が 熊な三山における八咫烏
もっとも 彼女のイメージは魔女のようです
ふわっと現れて さらっと魔法をかける
そんな素敵な方ですね 笑
ってそうではなく 苦笑
奈良県吉野の玉置神社
そこを結ぶのは…縦走する大峯山脈
神仏習合の時代には
多くの仏閣も建てらてきたとか…
知るほどに奥の深さがありますが
何度か訪れるでしょうから
気が付いた時に知り という感覚で 笑
玉置神社の参道は 個人的に好きな場所です
駐車場からは15~20分程度の道ですが
気軽に重機が入れるような処では…
そのおかげで何となく原生林の森
…少し大げさに言うとですが 苦笑
参道周辺は手入れされていますが
参道から少し下った斜面を眺めると…です
この参道は 訪れる度に違う顔で魅せます
足元に転がる石や 野に咲く花までも
そして 夜露がこぼす水滴には
物寂しさを感じさせられますが…
光りがさす角度によっては
宝石が降るかのような光の悪戯で
参拝者を出迎えてくれることもあります
その光景に足繁く通う人がいても…
と今回の発見との対話を終えて
partnerが 行こう と声を掛けてくれます
促されるようにして 本殿へと歩みを
昔の人たちは この整備のされていない道を
木々の間を縫うようにして 本社へと
急傾斜を上ったのか 先達の歩いた跡を
踏みしめあがったのかは
いまの小生がしる由もありませんが
本社が見える場所まで来ると
届く光も減り 重厚な存在を魅せます
古刹は時の風化が
彩を添える不思議な存在なのかもしれません
手水舎で清め 本社へ階段を上がっていきます
こちらは順路的な物があり
本社から末社へと流れると
社務所の方へといく事ができます
まぁ それはそれとして
本社は 主祭神をお祀する社殿
いわゆる本殿と呼ばれる場所です
本社内には
三基の宮殿が安置され神々を奉祀しています
欅材を用いた社殿は 入母屋造平入で
正面に軒唐破風を付け
その上には千鳥破風を設けています
建物は再建された寛政6年(1794)当時の
様式を伝えるものと考えられていますが
入母屋造りによる本殿は
奈良県内にあまり類例のないもの…とか
文字に情報を添えておくと
少し陳腐に感じるモノになるのは
実際の本社を観てきたからでしょうか
此処での参拝では
何時ものご挨拶に加え
熊野三山での時間のお礼も加えて
これからの時に含まれる
縁を紡ぐことを約束して終えます
すぐ隣(左手に)に末社がありますが
ここは反対側に進み 摂社へと向かいます
此処の摂社には謎が多いと言われています
感覚的に 異質な場所に 迷い込んだ
そんな雰囲気があります 苦笑
末社『三柱神社』は
境内に古くから鎮座しています
…小生のblogでは気軽に
『摂社』と記載がありますが
今更ながらに 少しだけ
『摂社』とは 本社(本殿)に付属し
本社に縁の深い神様や特別の由緒がある神様を
お祀りした神社をさしています
が…
三柱神社の神様は
農業や商売繁盛などの神様として
お祀りをされていることで知られるそうです
本社との関連や繋がりが全く
小生には読み取れません 苦笑
そして 驚くことは
別名『稲荷社』とも呼ばれていること
稲荷信仰が盛んになる前から
地主神としてお祀りをされているそうです
厄除けや心願成就さらに精神の病
また海上安全にも特別の霊験があるとか…
結構やることの多い神様たちの様です 笑
氏神社としての存在が強いのかもしれません
繋がりと言えば
参道を進んでくると
気になる看板が一つあります
道の先を示すものですが
本社への矢印は普通ですが
ここには 熊野本宮大社への矢印も
行く人いるのかな? たぶん 歩き続けて
1日で済まないと思うのですが…
いつかそういう道を歩く機会が
巡ってきたときに
歩いてみようかな 苦笑
<2023年11月4日 玉置神社旅3へ>
☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございます。
感謝しております。
踊った文字たちも喜んでいると思います。
ちなみですが…
読者が増えると小生が喜びます。
意見情報をいただけますと
小生が成長できます。
よろしくお願いします。