女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【和歌山】熊野速玉大社 太鼓橋

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熊野本宮大社大斎原をあとに

川面を煌めかせる陽の光を眺めながら

少し散策をしてから

愛車に載って 次の目的地に向かいます

そういえば

この本宮大社の周辺にある神社仏閣には

まだ足を向けていませんね 苦笑

 

ゆっくりと温泉にでも泊って

巡る時間を持つのも

きっと楽しいでしょうね 笑

熊野速玉神社

熊野本宮大社 熊野那智大社とともに

熊野三山を構成する大社のひとつです

神倉神社のゴトビキ岩に

降臨した熊野権現勧進するため

景行天皇の時代に社殿を造営した と

主祭神

熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神

境内にある天然記念物に指定される

樹齢1000年の巨木も見応えがあります

心流紀行

本宮から車で30分程度

普通に町中を抜けて辿り着きます

小生は車での移動ですが

昔の人はこの距離を徒歩で

参拝していたのでしょうね

 

それだけで 健康と体力が

LEVEL upしそうな気がしますね 笑

 

距離にして約35キロ

歩くと2日くらいの行程ですかね…

ゆっくりと

町を眺めながら

散策したのかは定かではありませんが

旅路の発見には 散策が大事です

と いうよりは小生は好きなので

歩き回りすぎて partnerが息切れします

 

熊野三山は浄土巡りの旅でもあるとか

それぞれに

本宮は西方極楽浄土

新宮は東方浄瑠璃浄土

那智は南方補陀落浄土 と

それぞれの主祭神が座する浄土だったかと

となると…

さて 北の浄土は何処に 苦笑

 

そんな事を考えているうちに

車を神社の駐車場に滑り込まらせます

速玉大社の駐車場からも

境内には入れますが

小生は車で走ってきた道を戻るようにして

鳥居の前まで行きます

場所によっては

鳥居の前に戻るには…

というところもありますが

速玉大社に関しては2~3分かからないので

お急ぎでなければ鳥居を抜けて参道を

 

ただ趣的には少し寂しさがります

洗練された近代風の玄関という感じ

老朽化などの問題もあるのでしょうが

それでも ちょっと寂しい小生 苦笑

でも住む人にとっては

便利と安全は共存していてほしいもの

時代の変容…変わっていく容(かたち)に

異論をつける気もないのです

ただ観光客の勝手な言い分です 苦笑

 

ちなみに昔ながらのままに

不便さがあっても何かしらの文句は

出てくるものですね 苦笑

 

なかなかに難しい様式美と用の美

そこに在るワビサビを語るには

小生はまだまだ勉強途中の小物です

 

と下町風の道を抜けて 神社の前

最初に通るのは 太鼓橋

神社には結構あるので

何となく思いつくかもしれませんが

こちらでは

鳥居の手前に太鼓橋があります

ときどき疑問を抱く

何故 橋?という感じにあります

必ずしも水辺にあるわけではない!です

 

折角なので

情報摘まみの心流こーなー

まぁ 脱線ですね 苦笑

 

太鼓橋は 簡単にいえば

太鼓の胴のようなアーチ型の橋です

神社などで見られることも多く

日本の風景的に思われることもありますが

こちらも 辨財天さんの旅と同じで

輸入物になります 笑

 

太鼓橋のある景色というのは

日本人にとって 日常にある景色的なもの

と感じられていそうですが…

東アジアの国々で見られる独特の橋の形状です

アーチ橋自体は強度を確保するため

世界中で使用されています

ただ現実的な話でいえば

太鼓橋のように人が渡る部分が弧を描く形状は

実用性が低く 中国庭園や日本の神社などにしか…

それだけ

日本人の日常に神社仏閣への立ち寄りが

そこで見た景色が当たり前になっている と

 

では…

太鼓橋がいまもなおあるのか

そこには 当たり前のように伝統や文化が…

それに加え、「渡りにくい」という性質

 

つまり

神社における太鼓橋の多くは

人間の世界から徐々に神の世界へ

近づいていくことを表しているため と

 

そして大事なのが

太鼓橋を渡ることでお清めも同時に行われ

俗界に住む人が神様の居場所へ入る準備を

していくと考えられているとか

 

ということは

太鼓橋を渡るだけでご利益がある と

見分け方というのかは別として

アーチが急になるほどに

祓いの効果は高く強くなるとか

えてして危険性が伴うことから

人が通れなくされている場所も多いですね

 

有名なところでは

大阪の住吉大社に伝わる話は祓いの話

九州の太宰府天満宮では太鼓橋が三つあり

それぞれが「過去」「現在」「未来」を表し

渡るたびに邪念が祓われるとされています

 

熊野本宮大社でもそうでしたが

最初に祓いがあるということに

どのような意味が持たされているのか

その部分にも 意識を傾けたいですね

 

多くの神社は 鳥居をくぐり

参道の途中にあるようです

 

ただ神社の考え方によっては

太鼓橋を渡るのは神々だけ

としているところもあるようです

 

個人的には

丹生都比売神社』が良い感じの太鼓橋です

こちらは禊払いの意味も込められ『禊橋』と

この後にもでてくるので

詳しくはそちらの心流紀行で…

って 今宵のblog…

神社の前まででした 苦笑

【2023年10月30日 熊野三山旅5へ】

 

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