女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【和歌山】熊野本宮大社 大斎原

早いもので?

遅いですが…

熊野本宮大社第三弾です

タイトルにその片鱗が見えないので

しれっとここで 苦笑

熊野本宮大社大斎原

元々熊野本宮大社があった場所です 笑

本殿から500メートルほど離れた場所

徒歩10分ほどで行くことができます

日本一の高さを誇る大鳥居は

高さ34メートルとか

春には大鳥居と桜のコラボが

楽しめるのでいまがおすすめでした

大鳥居をくぐると

旧の地であることを示す二基の石祠

左側に中四社下四社

右側に境内摂末社の御神霊が祀られています

心流紀行

本宮大社を後に

参道から

祓戸大神に挨拶をして戻っていくと

参道には差し込む光できらきらと

朝早い目の参拝に齎される贈り物

そんな感じがあるのかもしれません

 

本宮大社の鳥居からは

大斎原の鳥居が見えているので

迷子になる予定はありません 笑

本宮でお受けした御守りは

駐車場経由で車に任せて向かいます

※このために車の停車位置を決めました

時間にして 徒歩5分程度で

田園風景の広がる場所に

そこから見る鳥居は 結構小さく

何よりも

まっすぐに伸びる道が長く感じます

それでいて

行くのを止める

と いう考えは全く浮かぶこともなく

のんびりと歩を進めます

 

不思議な感じでの散歩

何気にpartnerと手を繋ぎ

のんびりと歩く

 

そんな時間をふと想うと

件のpartnerは

少し先に進みスマホで撮影を 笑

 

便利になったこの時代…

カメラを持たなくても

写真が残せる技術が

手の中に有る箱で実現する

それはそれで

何とも寂しいものです

斯くいう小生も その便利に

…それもあって 小生のblogに

写真のUPが少ないわけですが…

さて 頑張って編集します 苦笑

 

そして農道?の半ば

partnerが足を止めて

小生を待っていてくれます

 

延ばされた手をつかむ

それだけですが

何ともホッとする時間があります

 

大鳥居は …さすがに大きいです

見上げてから いざ大斎原へ

此処から参道かな?

木々が陽の光を遮り

少し肌寒さを感じさせる道を抜け

大斎原へと足を踏み入れます

 

本宮大社とは

また違った空気感が此処にはあります

本宮が移転した関係で

大きな建物はありませんが

きちんと整備された空間は

心休まる場所です

 

本宮が移転したというだけで

神が舞い降りた地というのは

この場所なので

エネルギーを分けてもらえる場所です

最近はpower spotともいわれ

人の訪れが増えているようです 笑

その内の二人が小生たちでしょうけど

 

この地は不思議です

参拝に来ている人たちは

それぞれで思う場所で

足を止めてじっとしています

そこには社は存在せず

ただ社があったことは示されています

全ての人がというわけではないですが

何となくその場に人が集まります

 

社がないだけに自由に観て回れる

それが自然な感覚を

研ぎ澄ませてくれるのかもしれません

 

心穏やかに

のんびりとする時間にを愉しみつつ

史跡に挨拶をして回ります

 

此処には

火の神 水の神 土の神が

奉られています

 

次の速玉神社へと向かう前に

身体の疲れを癒してくれるような

空気が心を震わせてくれます

【2023年10月30日 熊野三山旅4へ】

 

 

☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき

誠にありがとうございます。

感謝しております。

踊った文字たちも喜んでいると思います。

ちなみですが…

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと

小生が成長できます。

よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

【和歌山】熊野本宮大社  祓戸

この頃になって

多くの神社で瀬織津比売神を

見かける理由を知ります 笑

結構 しっかりと

その役目を見ていなかったことに…

『情報』摘みの心流紀行

祓戸の神としての瀬織津比売

面白いこと?に 謎多い女神のようです

今回も脱線の予感ですが 苦笑

 

兎にも角にも表記の問題を一つ

一応 様々なものの紹介に合わせて

表記を選んでいますが…

個人的な趣向としては『姫』が好きです

比咩=比売=媛=姫 です

何故そうなっているかは…

不勉強なので 知っている方は

コメントにて教えていただけると

小生が成長します 笑

 

諸説色々な考えがあるようですが

小生的な帰着は

物語の背景によって表記が違う と

 

本題に戻って

謎に触れていきたいと…

興味のない方は 申し訳ありません

小生の 氣掛かりです 笑

 

瀬織津姫

天照大神と縁の深い神様と紹介されます

神聖な祝詞

その名が記されるにも関わらず

古事記日本書紀には

登場していないとも紹介されます

…どういうこと? 謎

 

ということで 基本に立ち戻り

瀬織津姫は 神道の祭祀で唱える

大祓詞』に登場する水の神様です

前回紹介した通り

総ての罪や穢れを洗い流すことができる

神様の中でも重要な力を持つ存在 と

それなのに…

日本書紀をはじめとした記紀には…

この事から

封印されただの 隠されただの と

その理由については諸説あるようです

 

諸説ついでにいえば

瀬織津姫は 水神や祓神、瀧神、川神

ただ

九州以南では海の神ともされているとか

語られる地区 逸話によって

千差万別の変化が生まれるのは

神話の愉しい処です

 

そもそも…神話の大本になるものは

ひとつのような気がします

その物語が 語り部により

伝えられる中で 文字に置き換わる中で

幾つもの物語が

国々適した形に変化していったのだと…

 

話を戻して 封印については

↑これと同じのような気がします

変遷の最中に時の権力者にとって

不都合な記述が存在するために と

 

一説によると

天照大神の正妃という立場の瀬織津姫

その立場にありながら

記紀に載らない 載せられに背景

何があったのかは…謎のままですね

 

個人的には

天照大神は雰囲気的に男性だと

思い込んでいたので正妃という立場は

なるほど と思うわけですが

女神様として紹介されています

となると正妃という立場は…

そして

天照大神は五男三女の母 と

素戔嗚が夫の役目を果たしたという説も

紐解き謎を追いかけると

ますます難解なパズルに…

 

ただ天照の傍にいた女神

それ故に表舞台には

名を残せなかったのかもしれませんね

 

ちなみに

小生の追いかけける辨財天さんの

神仏習合における母君がこのどちらかに

なるというわけですね 笑

天照大神ということになっていますが

熊野本宮大社

熊野三山 (楽学ブックス)

熊野三山 (楽学ブックス)

  • 作者:Kankan
  • ジェイティビィパブリッシング
Amazon

心流紀行

祓戸での挨拶を終え

階段を上がると

朝の空気のせいもあるのか

身体に纏う何かが違います

単純に足が軽くなった感じ…かな?

祓戸で祓っていただいたのかは

実は まったくと言っていいほど

理解していない小生 苦笑

 

手水舎で清めをして…

祓戸で清められている気が…

 

何気に来た道を振り返ります

祓戸の空間が何となく

早くいけ! と言うかのように

風を送り付けてきます 苦笑

 

気持ちを切り替えて

本宮へと向き直します

手水舎から本宮に向かうと

右手に社務所があります

人の流れを見てから

御朱印帳を預けていくのか

判断していますが

それなりの人が既に並んでいるので

先にお詣りにいくことにします

 

初めての方は

本宮の門の手前辺りに

参拝順路が書かれているので 笑

小生は 気分なので…

 

門をくぐると

暖かな光に包まれます

視界が一瞬光の中に溶け込んでから

ゆっくりと景色が開けていく

そんなことを感じながら

空を見上げて深呼吸などを…

流れていく雲が 何かの形へと

そういう瞬間を眺めているのは

結構好きです 苦笑

時間が簡単に過ぎて怒られますけどw

 

正面の最初に挨拶するべき宮*1

拝所に立ちます

今回の熊野三社巡りの目的の一つは

扇子をお受けすることにあります

前回に来た時に購入したのですが

いつの間にか

小生の手元から旅だった黒の扇子

きっと何かしらの

助けをしていただいたのですが

正直いつlostしたかわからないので

何を助けていただいたかは不明です

その事のお礼を伝えたうえでご挨拶

 

その後は そそくさと

残り3つの宮を巡って

末社にご挨拶を 苦笑

 

観光の人たちが現れたからの早回し

それが無かったら

このあとの三社巡りは成立しなかったかも

 

物事は

こうして強制的に進むことも…

この配慮に感謝です 笑

 

がやがやとなる本殿を後に

社務所に立ち寄りご朱印

その祭 白の扇子を訪ねると

いつ入荷するかもわからないとか

それどころか

入荷するかもわからないとか

白の扇子 大事にしようと思います

 

新たに黒の扇子をお受けして

本宮大社を後に…って

何でしょうね 苦笑

 

祓戸で足を止め

神域には足を踏み入れませんが

参道から ぺこり と挨拶です

【2023年10月30日 熊野三山旅3へ】

 

☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき

誠にありがとうございます。

感謝しております。

踊った文字たちも喜んでいると思います。

ちなみですが…

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと

小生が成長できます。

よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

*1:正面で最初に参拝がお薦めの宮です。気分で回るといっても正面ですから 苦笑

【和歌山】熊野本宮大社

仕事の関係で動きがあると

この場所へと訪れます

小生の場合は現在二か所…かな

自身の動きには 丹生川上に

こちらは 仕事の縁深く?かな

熊野三社詣

今回が初めてになるのかもしれません

熊野本宮大社

古都京都から 長い道のりを歩く熊野詣

厳しい中辺路を経て 最初にたどり着く聖地

熊野川・音無川・岩田川の合流点に

大斎原と呼ばれる中洲にあったが

明治22年の洪水で多くが流出し

現社地に流出を免れた社を移築されています

全国の熊野神社の総本山が熊野三山

本宮 新宮 那智 の中で

とりわけ古式床しい雰囲気を漂わせています

心流紀行

ふと 熊野の三山を巡っていない

と思い至ったことでいく事にしたのは

仕事の関係もあってのことです 笑

別に お祓いも 神社ソムリエもしていません

 

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で

参与契約を締結することになり

この縁があったときに訪れていたのが

熊野本宮大社に参拝に行こうかな?と

partnerと話をしていたときでした

元々 関係のあった方ですが

縁というのは 不思議なもので

不意に連絡が届き 話をしたことで

様々なモノが動き出します 笑

その最たるものが この地にあるのかも

ということで

今回は縁起をかついで 三社巡り

午前中に三社巡れるのが良いとか

できれば11時までとか…

 

熊野関連の神社は4か社

本宮 新宮 那智 奥宮ですね

奥の宮と言われるのは玉置神社です

ということで 早朝から稼働

泊ってのんびりと周れ

それでも 良い! と感じられる処です

 

小生の住まいからは車で3時間程度

大阪東京間を移動できる時間ですが

車を運転して移動です 笑

 

早朝の和歌山は意外に走りやすいのです

車は少なく 運転は逆に気を付けて 笑

隣では 吐息を立てるpartner

静かに車を駐車所にとめて…

 

熊野本宮の駐車場は2ヶ所かな?

大社に隣接する駐車場と

道路向かい側にある駐車場です

今回も 道路向かい側に停めます

単純に

速玉神社に向かうことを考慮して

 

今回の熊野本宮の目的は

本宮に参拝もですが

もともと本宮があったという大斎原です

こちらも参拝できるので

社があるだけで 社務所はありません

御朱印や授与物を目的の方には

何ら面白みのない処ですね 苦笑

印象的なのは大きな鳥居です

前回に来た時にも

実は気になっていましたが

時間の都合で いけていませんでした

※時間の都合も午前中にという焦りです

 

そんなこんなで

小生の予定的には 本日4か所

完走できれば5か所になります 苦笑

 

朝の大社というのは

何とも神々しい感じが漂います

個人的には朝靄のせいですね 笑

 

静寂という言葉が似合う厳かな空気

一歩踏み出し じゃりっとなる音が

響き 何となく 周りを確認したり

静かな時間の訪問は

何となく気が引けるような

 

この時間帯

神様たちが祝宴を始めている時間帯とか

朝から飲むとは…とまぁ小生も休みならば

…神様に休日あるのか? 笑

まぁ お供えに日本酒多いことですし

飲んだくれるのも仕方ありませんね 笑

これも諸説ですが

9月は禊のために 飲んでいないとか

10月に出雲に集結するせいですかね

 

さておき

大鳥居から

少し朝靄の残る参道を進み

祓戸大神の下に行きます

手水舎の手前にあるので注意を 

結構 スルーされる人が多いようですが

ここで 身と心を清めていただきます

 

足を止めて

参道から祓戸大神の方に一礼

そして 神域に足を踏み入れます

って 何を細かく書いているのか と

この動きを見ていた人たちが

この後 真似るように参拝を始めたので…

 

ちなみにですが

祓戸大神*1は 神道における祓を司どる神

祓戸とは祓を行う場所のことです

 

諸説あるようですが

祓戸大神は4柱のことを指しています

色々な神社でよく見かける瀬織津比売

彼女もまた 祓神です

小生の行く先々に鎮座しているのは

勝手な判断ですが

小生が愛されているから 苦笑

ではなく その役目が

もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流す

というモノであることから

水辺の近くの神社 辨財天社や龍神社に

鎮座されているのではないかと繋がります

結構 忙しい役目の神様ですね 笑

 

1柱だけというわけにも…

速開都比売神は

河口や海の底で待ち構え

もろもろの禍事・罪・穢れを飲み込むます

 

気吹戸主神は

速開都比売神が飲み込んだのを確認し

根の国・底の国に息吹を放つそうです

 

速佐須良比売神は

根の国・底の国に持ち込まれた

もろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う

 

これらは大祓詞に記載されているそうですが

速佐須良比売神を除き記紀*2の何処にも

そういうわけで諸説色々とあるようです

 

単純になりますが

4柱がそろっていないと

きちんと払えないということですね 笑

 

瀬織津比売神は祓いの始まり

速佐須良比売神は祓いのきよめ

そういう感じになりますね

 

ただ…

気吹戸主神 彼だけはすることが

驚くほどに乱暴ですね

集まった穢れをポイ!とするのだから

そのポイを昇華させる速佐須良比売神は

何とも甲斐甲斐しく世話する姫ですね

ちょっと参道で寄り道が長引いたので

【2023年10月30日 熊野三山旅2へ】

 

 

☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき

誠にありがとうございます。

感謝しております。

踊った文字たちも喜んでいると思います。

ちなみですが…

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと

小生が成長できます。

よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

*1:丁寧にせつめいしてあるブログです。注意があればリンク外します

*2:日本書紀古事記の総称