浅草を訪れている小生
観光地で有名な浅草寺に
足を向けたのは 何かの気紛れ
人混みに またにしようかな と
思いながらも 人の流れに呑まれての
仁王門(宝蔵門)をくぐり
浅草寺
観光名所として 旅行者でにぎわう浅草寺
人々の熱気があふれる此処には
長年語り継がれてきた 噂 が…
「凶」が出る確率が30%のおみくじ
浅草寺のおみくじは 観音百箋
平安時代から伝わる伝統的なおみくじの方式
観音百箋の割合によると
筒に入った100本の竹の串に
「凶」が入っている確率は30%
神様の声に耳を傾ける
そんな時間のためにひいてみるのも 笑
心流紀行
阿形像 吽形像の睨みに祓われて
そういえば…
歌舞伎役者の市川家の睨みは不動尊の
機会があれば調べて見ようかな 笑
仁王門までの道のりは
進むのが自由にならない
そんな感覚でしたが
お水舎まで 急に道が開けます
といっても 人がいなくなるわけでもなく
ただ 小生の進みのままに
上手く人の流れが途切れるように
まるで 引き寄せられるように辿り着きます
お水舎にいるのは 沙竭羅龍王像
本体は宝物庫にいるそうです
こちらはもともと
本堂の裏手の噴水にいたそうです
そして…
善如龍王さんの別呼称です 笑
こちらでも紹介しています
縁というのは 不思議なものです
関西と関東で善如龍王に出会うというのは
こちらの龍王像は 凛としています
かっこいい! や 凛々しいいが似合う姿です
と龍王像だけではなく 天井画も是非 笑
そして本堂へと
多くの人が行き交う人混みですが
こちらも タイミングが合ったのか
まっすぐに導いてもらえます
観音霊場に縁再びかな 笑
それはさておき 『戦争』
浅草寺に来ると この文字を見ます
説明上致し方がないものですが
争いは何も生み出さないものですよね
いや 憎しみと敵を生み出すのかな
終わりの見えないループは
代が変わっても引き継がれる負の遺産
そういうモノになるのかもしれない
この本堂は 元々は国宝指定
昭和20年3月10日の東京大空襲で焼失
昭和33年(1958)に再建されたもの とか
その後も
被災しては再建されること20回越え とか
そういうわけで 古刹という空気感は…
洗練された本堂には 聖観世音菩薩
静かに手を合わせて頭を下げます
二礼二拍手一礼をする方もいます
ゆっくりとした時間が流れているせいか
観光で足早に動いていく人が
とっても急いでいるようにみえます
不思議な感覚です
折角なので 時間が許されるのなら
気持ちのんびりと見て回る感じで
縁あって 神社仏閣へと足を向けますが
同じ場所に何度も行く事はまれです
印象深いのか 縁深いのかは別にして
一期一会の可能性をもって
見て回るという時間を過ごします
実際に もう一度行ってみたいと
思っていった神社仏閣が
大幅にリニューアルしていたり
周辺環境が変わることで
空気感が変わっていたりと
別の場所に来た印象を受けることも…
きっとそういう移り変わりの時間に
小生たちは生を受けたのでしょう
それならば
その変化を愉しみにすればいい
そんな風に思うのも この地の空気が
誘ってくれたのかもしれません
陽も傾き 本堂にさす光が
変わる時間もまた
何とも言えない 美しさがあります
再建が繰り返される浅草寺
そこに在る特別な魅力を感じる時間は
何にもまして贅沢かもしれません
本堂の時間を堪能してから
影向堂へと向かいます
こちらでご朱印をお受けすることができます
そして浅草寺をぐるりと見て回ります
<2023年11月17日浅草旅3へ>
☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございます。
感謝しております。
踊った文字たちも喜んでいると思います。
ちなみですが…
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