知識と学問の女神
ヒンドゥー教の神話における
知識と学問の女神です。
彼女は知識 学術 芸術 音楽
文学 詩などの領域を象徴し
学問的な努力や創造的な活動に
関わる人々に祝福をもたらす存在
と伝えられています。
サラスヴァティとは…
「流れるもの」という意味を持ち
知識が広がり 流れるように
広まることを示しています。
美しい女性の姿で描かれ
しばしば白い衣装に身を包み
楽器を持っている姿で描かれます。
彼女の象徴的な楽器はヴィーナ。
音楽や芸術の創造を象徴しています。
また、白鳥に乗る姿で
描かれることもあります。
白鳥は
純粋さと知識の象徴とされています。
余談ですが…
サラスヴァティは、ヒンドゥー教の
三大女神（トリデヴィ）の一柱であり
その信仰はインドの文化や教育体制に
大きな影響を与えとされいています。
インドでは…
試験の前や学業の成功を祈願する際に
彼女に祈りを捧げることが一般的です。
学校や大学での祭りや儀式においても
サラスヴァティへの
感謝と尊敬が表現されます。
これって
日本でも似た風習ありますね。
信仰の対象や願う相手が変わっても
人が心に抱き
最後に何かに祈る行為は
世界のどこでも
同じなのかもしれません
