女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

サラスヴァティの父の話を少し

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ブラフマ神

サラスヴァティは

ブラフマ神(創造の神)の娘。

ブラフマ神が宇宙を創造した際

彼女もその一部としてこの世に…

ブラフマは宇宙を創造し

ヴェーダ(古代の聖典)を

作成した神としても知られています。

 

ダクシャ

別の伝説によれば

ダクシャという神の娘で紹介されます。

ダクシャは一般的に

プラジャーパティ(創造主)の一つとされ

その家系から生まれたとされています。

この伝説では

彼女は知識と芸術の女神として

役割を果たします。

彼は、ブラフマの孫にあたります。

 

サグラ

前回にも取り上げましたが…

バーギリカ・サグラの物語は

神聖な川ガンジス川の起源と

魂の浄化と救済の象徴として

ガンジス川の重要性を強調しています。

この物語は

ヒンドゥー教の信仰において

非常に重要であり

ガンジス川は宗教的な儀式や

信仰行事の場として広く使用されます。

これは

サラスヴァティの誕生も

大きく関係するのかもしれませんね。

 

誕生に基づけば…

サラスヴァティの誕生物語は面白い

どの誕生物語を好むかは人それぞれです。

それはすべて真実の物語です。

でも事実はきっとひとつです。

神々の一部から誕生するのも

人から生まれ神になるのも

どちらも有りだと思います。

インドは仏陀の国。

インド神話にも神が人の子として生まれ

神としての役割を果たすために成長する。

そういう物語がある、それだけが事実。

ギリシア神話にもローマ神話にもある物語

インド神話にあっても不思議など

介在する余地はないのだと思います。

本当に神話の世界は面白い…

 

と当初目的が薄らぎそうなので…

辯財天の系譜を求めての流れですよ

ルーツというか

辯財天を知ろう!

という目的なのですが…

 

勝手な結論ですが…

どれが正しいのか

それぞれの信仰の経典により

物語は違うことから

どちらも有り、となります。

 

神話は伝承の世界です。

口伝されたものは

その土地、風土によって

様々な変容をするものです。

それが記され残されるまでの時間

神々は様々な変化をしながら

旅を続けてくれたのでしょう。

ということから…

重なっている部分だけを

小生の身勝手拾い上げると…

(神話学者ではないので)

 

サラスヴァティは創造神を父に持つ

知識と文化の象徴です。

彼女の存在が

学問や芸術の重要性を強調し

知識の源泉として

位置づけられている女神になります。

意外と

多夫一妻の世界があったのかも…

 

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