女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【日本五大辨財天巡り】2社目 宮島 厳島神社2

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日本三大辨財天のひとつがあるのがこの宮島です。小生の縁と運気強まる順に巡るということで、利便性後回しの旅です。それも兄貴分夫婦がいてこその奇跡です。面白おかしく楽しく過ごす時間は最高です。というわけで、厳島神社に入っていきます。

※例に漏れることなく写真整理がまだです。写真Up後この一行は消えます。

厳島神社

国宝神社の一社です。最初に出迎えてくれるのは入口。表参道から入る御笠浜の石鳥居です。そのまま進むと昇殿受付があります。ここはもともと出口だったそうで、作りが落ち着いている感じになっています。ここで拝観料を支払って中に入ります。

海上社殿でがゆえの神秘さと、多くの人が目にしたことがあると思う全景*1を堪能するのが一番です。

機会があれば15時くらいの引き潮時の大鳥居への徒歩参拝。ライトアップされた社を観るのもお薦めとされています。

心流紀行

大鳥居を楽しんだ後、順路?へと戻り石鳥居を眺めます。大鳥居とは違った趣があります。小生、参拝はできるだけ鳥居の前から始めます。駐車場の関係で鳥居の中で始まることもありますが、そこはそれで、鳥居まで戻るのです。

いわゆる家の門扉のようなものですね。特にルールがあるわけではありません。それでも、横から入るのは一種の不法侵入? 神様、会ってくれないと困るので正式に門扉をくぐり、玄関へと向かいたいという感じです。

 

石鳥居から東廻路入口までは少し距離があります。潮が引いている状態なので見える景色は依然見たものとは別物です。時間的なこともあり、人は少ない目です。

東廻路入口で料金を支払って入っていきます。中に入って思うのは、個人的には人が少ない目の早朝がお薦め、ということです。今回は海上神社というわけではありませんが、それはそれで趣があります。

 

客神社で参拝から始まり、本社へと行きます。

東回廊を通り、水が止まっていることでもれなく鏡池*2を見ることができます。厳島神社には3つの鏡池があったと気がします…

気に留めていないと水溜まり認定される人もいるかもしれませんね(苦笑)

 

で御本社へ。こちらに祭られているのは宗像三女神です。弁財天と神仏習合しているのが市杵島姫命です。辨財天は存在していることから、別の神様として捉えそうになりますが…さて…それは感じる人次第です。

 

お気付きの方もいるかと思いますが、小生は、旅路として存在を追いかけているので同一人物としての扱いです。立ち寄った先々での光景が、その形を織りなすという感じです。多才にして多彩なるサラスバティからはじまり、日本では、辨財天という名で落ち着いたと…ともすれば、辨財天を巡る旅、所々での市杵島姫命と出会いもまた辨財天が紡ぐ所縁。彼女自身のひと時の姿のなのか、それとも友人、師弟関係etc...

話が逸れたので…強制的に戻して…

御本社で手を合わせてから御朱印を貰うのですが…その前に平舞台の方へと向かいます。

 

市杵島姫命は、日本神話に登場する女神です。舞踊や舞台芸術に関連する神とされています。特に能楽狂言や能の演劇形式)において、彼女の名前は頻繁に引用されています。彼女は演劇や舞踊の舞台で芸術家や役者たちを守護し、成功をもたらすと信じられています。そういう意味でも、彼女にとってこの厳島神社は素晴らしい居場所に思えます。

今回旅路を共にする兄貴分夫妻も、小生のパートナーも芸能に携わっていることから、もしかしたら、遥か彼方の時間、それが過去か未来なのかは別にして、この舞台で奉納演者として何かをしているのかもしれません。

と物思いに更けつつ、平舞台から大鳥居の方へと進んでいくと結構怖いです(笑)

そして御多分に漏れず良い歳した大人がこの先端ではしゃぐわけです。

この瞬間を楽しく過ごす時間です。

小生は縁あって潮が引いている厳島神社を堪能することができました。素直に、平均的に潮が引く15時前後にも訪れることをお勧めします。小生的には、潮が満ちている時期にくるぞ!と思っていますが…

 

辨財天を巡る旅とはいえ、そこに一緒にいる神様たちには挨拶をしていきます。一説によると一度縁ができた神社の神様とは、同系列の神社の神様に参拝するだけで再び参拝しているのと同じ縁が結ばれるそうです。

「近くの神様よりも遠くの有名な神様」や「遠くの神よりも近くの神」という言葉もあるようですが、神様はしっかりと横繋がりと縦繋がりができているとか。本家というか本体というか、始まりの、というかは別にして、分御霊がその繋がりを紡ぎ続けてくれるそうです。

個人的には、始まりの神様にはいつの日か会ってでいいので、近くの気になる神様に会いに行き始めるのも面白いと考えています。そして、始まりが解らないのなら、全部に会えたら楽しいですね。

 

西廻路を進み能舞台を眺めます。能の世界はまだ未経験だけに何とも言えませんが、きっとこの廻路を埋め尽くす人が眺めていたのでしょう。厳かな感激から始まり、徐々にエンターテイメントな世界へと移り変わっていくように、多くの人に観られている時代も確かに存在するのでしょう。

 

厳島神社で舞台を眺めていると、デジャブとまでは言いませんが、そんな過去とも未来ともいえない光景を感じ懐かしいと心穏やかになっていくようです。

 

廻路には多くの絵が飾られていました。大鳥居の大改修での絵も多くあり、大鳥居がすっぽりと麹用の膜で覆われている絵もありました。時間のずれが小生たちに素敵な景色を感じさせてくれます。

そして出口へと…

(2社目 宮島 大願寺につづく)

 

 

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*1:童話浦島太郎の竜宮城はこういう感じで描かれています。絵本の世界。

*2:昔の貴人、英雄などが、水面に姿を映したとか、持っていた鏡を落としたなどの伝説をもつ池。