女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【日本五大辨財天巡り】3社目 天河大辨財天

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2022年冬の紀行。

清算の年といわれたこの年(書いているのはほぼ1年後ですが…)このblogを書き出すきっかけの一つに世界が変わるという体感を感じたからです。別に小生一人の世界ですが(苦笑)それでも巻き込まれる人はいます。

パートナーはその典型です。子供たちもです。幸いなことに、子供たちは「わかった」の一言で片づけてくれる存在です。色々と変わるんだよ…仕事も出し、収入も出し、生き方も出し…と説明しても「だから?」の一言で解決される、と。

実に恵まれた存在です。小生は。感謝しかありません。

そんな清算の年に、巡る辨財天。様々な世界が良い方向に流れている実感がじんわりと、判ってくるまでに小生の場合で半年ほどかかっています。物の受け入れの良い方はもっと早いのでしょう。

1年前は、本当に色々なことに振り回されていました。その時間を楽しかったと一蹴できるだけの時間は必要だったようです。

そして、この記事をまとめていく中で、稚拙な文脈が解りやすく伝わっていく事を陰で祈っています。短文かつ適切な表現が必要なのは、語彙力を高めていきます。刑としすぎると難しくなるのが難点です(苦笑)

きっと心の在りようひとつです。

そんな心の流れが、これを目にしてくれた人にとってヒントの欠片になったら、琴線を揺らすきっかけになったら、ここで踊っている文字たちは喜びます。そして、その喜びが広がれば、小生も幸せの恩恵を受けています。

幸福なエネルギーの循環の中で、小生は生きていたい。そう普通に思えます。自分の行動が誰かの、一人の人の心に触れたのなら、本当に嬉しいものです。

と、折り返し点ともなる三社目を寄稿する節目に。

※例によって写真整理が間に合っていません。写真UPでこの一行消えます。

天河大辨財天社

天河大辨財天社は、水の精、弁財天女を祀ります。音楽や芸能の神としても有名です。神前での能の奉納が毎年行われ、世阿弥も用いたとされる阿古父尉の面、能楽草創期からの価値の高い能面、能装束が多数奉納されています。

ご祭神は中央に弁財天、右に熊野権現(本地仏、左に吉野権現がお祀りされており、神仏習合の形態を残しています。

大峯修行の要の行場とされ、古来、高僧や修験者たちが集まりました。特に弘法大師空海の参籠後は、大峯参り、高野詣とあわせて多くの人々が訪れるところとなりました。かつて皇位継承事件で窮地にたたされた大海人皇子が、大和朝廷を守護する神々のふるさと吉野を訪れて勝利を祈願して琴を奏じると、その音に乗って唐玉緒を纏った天女が現れ、戦勝の祝福を示しました。

この天女が役行者が弥山山頂に祀ったとされる弥山大神でした。皇子は壬申の乱に勝利して天武天皇になると、天女の加護に報いるために麓に神殿を造営し、「天の安河の宮」としたことがが天河大辨財天社の始まりと伝えられています。

この「天の安河」が天川の地名の由来と云われています。

拝殿前に吊された五十鈴は古来から伝わる独自の神宝で、みむすびの精神をあらわしています。拝殿向かいには能舞台があり神楽や能楽、音楽奉納や結婚式など多目的に使用されています。

余談ですが…

小生は、日本五大辨財天を巡りました(これからも事あるごとに詣る予定です。)。

別の機会に記事ネタにもしますが、日本三大辨財天というくくりには、関西と関東で違いがあります。五大にすると同じなのですが…

日本三大辨財天に数えられるのは、竹生島と宮島ともう一か所になります。

区分けの仕方は色々とあるようですが…島であるのなら金華山(なぜ島の名前でないのかは調査不足です(苦笑))。

関東では江の島。関西では天河が定番のようです。

心流紀行

奈良にある天河大辨財天には年に何度か訪れている気がします。多い時は数回訪れます。初めて訪れたのは20年以上前です。この当時は、道案内の看板もなく、ナビも役に立たない(山過ぎて)頃で、「縁が結ばれた人のみ辿り着くことができる」と言われていました。

そこに辿り着いたのは、縁あってのことなのだといまにして思います。

家から約2時間半の距離。途中立ち寄り先はありません。SAもPAもないんです。道の駅も開いていないような時間帯でした(毎回です)。

望むのは7時頃に辿り着くことです。この時間に辿り着くと宮司さんが祝詞をあげている処に辿り着きます。この瞬間が厳かで小生は好きです。

最近は訪れる人も増え、ガチャガチャとした雰囲気もありますが、朝の時間は変わらずに霊験あらたかな空間です。

 

高速を使って一路奈良県吉野郡へ。街並みを抜けていくといきなり山道へと誘われます。その道を抜けてくと家が減り…道幅が狭くなり…ドキドキとできます。速度には注意しましょう。住んでいる人たちにとって車の往来は普通過ぎて気を付けてくれません。何よりも道幅は義理二台がすれ違えるのがやっと、所々交代でしか通れない道もあります。運転がお好きな人は楽しい道です。

小生にとってはのどかな道です。

今回の参拝は、兄貴分夫婦と一緒。彼らとともに三社目を巡ります。いわゆる関西側からみる日本三大辨財天制覇になります(笑)

正直なところ、この吉野郡の参拝が結構過酷です。あ、小生的ルートでは。

 

神社の手前に小さな駐車場案内の看板がありますので、それに従って進みます。

ゆったりする方はペンション『ミルキーウエイ』を宿として取っておくのも有りです。

パートナーは私と出会う前に泊まったそうです。その当時の記憶頼りに「よかったよ」と教えてくれます。

このペンションの案内に従って車を走らせるとすぐに駐車場がわかります。

駐車場から神社にダイレクトに入ることができますが、小生は、表へと周りをします。

朝の天河は何処か神秘的です。それほど高い標高というわけではないと思いますが、小生が来るときには靄が掛かっていることが多いような気がします。

人が少ないので、鳥居を前に記念撮影をしたり、少しキャピキャピとした雰囲気で。

とはいえさすがに大人。鳥居をくぐると静かに周囲を見ていきます。

鳥居をくぐり、手水舎でお清め、橋を超えて、拝殿へと上がっていきます。この時に足元に漂う靄に味を感じます。

拝殿には椅子が並べられていて、祝詞をあげているときはそこに座ることもできます。朝の祝詞が終わると片されているようです。タイミングによってお神酒がいただけることもあるようです。この辺も縁というモノなのでしょう。

小生は、結構、祓いをしているときに訪れていたりします。お祓いをされている様子を眺めると自分も一緒に払っていただいている気がします(笑)

おまけ…

天河大辨財天社。水と芸の神様の場所であり、小生の属性からすると相性の良い場所になります。だから足繫く通っていたかは別の問題です。ただこの場所の空間が、小生の五感を癒してくれるのは間違いありません。

縁あって辿り着いたことに感謝です。そして、いまさらながらに確認すると、水属性の場所によく行っているようです(苦笑)

        (天河大辨財天 2につづく)

 

 

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