女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【奈良県】丹生川上神社下社

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています!

『日本五大辨財天巡り』三社目を終えた後は定番のルートで参拝を行います。

奈良県吉野郡を巡る時はこの神社を巡っています。三社全てを巡ります。元々は上社・中社・下社となっていました。いまは、上社・下社と何もついていない?の3つに分かれています。

天河大辨財天社を廻った後は、下社へと向かいます。立地上の問題ですね。車でそれなりの時間が掛かるのです。大辨財天社から下社までは、15分程度。小生の家から大辨財天社に向かうと下社はその途中にあります。

簡単に戻るという感じですね。

※例によって写真整理が間に合っていません。写真UPでこの一行消えます。

 

丹生川上神社下社

由緒は不詳。土地の古老の伝えに「丹生社の鳥居が洪水によって流されてきたので、それを拾って神体として祀った」というのが創祀であるという。【諸説あります】

丹生川上神社鞍馬貴船町に鎮座する「貴船神社」と共に朝廷から降雨を司る神として極めて厚い崇敬を受け、『延喜式』祈雨神祭八十五座の中に含まれ、殊に丹生川上神社貴船神社については黒毛馬一匹を奉納すること、また雨の止まない時は白毛の馬を用いることが記されています。

丹生川上神社の奉幣は、大和神社の神主が使いに従って奉ることも記されており、やはり天理市に鎮座する「大和神社」の別宮として同社の管理下にあったことが窺えます。

また時代に翻弄された神社ともいえます。

祭神は高龗神から、大正時代に闇龗神が祭神となった。なお、祭神は「丹生大明神」で、丹生都比売神社の祭神である丹生都比売神のことであるとする説もあります。

丹生川上神社の所在を示す資料として、寛平七年(895年)の太政官符に「四至 東限塩匂 南限大山峰 西限板波瀧 北限猪鼻瀧」とあります。つまり丹生川上神社は東に「塩匂」、南に「大山峰」、西に「板波瀧」、北に「猪鼻瀧」のある地に鎮座していたことがわかります。が、どこを指していたのかは難しく特定できているとは言い難いとか…

紆余曲折もあり、下社を口の宮、上社を奥の宮とすることになったの現在の状況。

祭神である闇龗神は、谷底に棲む龍。上社の高龗神は山の龍。

大正時代に神様の入れ替えが起きたのは何故か…それはこれからの調べとして…

心流紀行

ということで大辨財天社から下社へと向かいます。

のどかな場所にあります。丹生川に沿って走るドライブは心地好いです。神社が見えてくるとカーブの入り(鳥居の横)に三台ほど車を停めることができます。隣に村役場があるのでそちらに求めることができます。

 

鳥居の横に車を止めると馬に目が惹かれますが、きちんと鳥居をくぐるのが大事です。

小生、縁あって上社には度々行っていたのですが、下社に辿り着いたのはここ数年です。その都度、神職の方に色々と声を掛けていただき様々なことを教えていただいています。これもタイミングが良ければということです。止めてというわけにもいきませんので…皆様の手すきのときに心惹かれたときと教わりました。何というかロマンチックな説明だ~と感じました。

考えてみれば不意に声を掛ける時ってナンパに似ていますよね。数撃てばいいというモノではなく、この人ならと感じて声を掛けるのですから…

 

今回は兄貴分夫妻たちと一緒に参拝です。良いタイミングがあればこの上ないのですが、この時は忙しかった模様です。他の時間もまた載せていきたいと思います。神社情報はバージョンアップしていきたいですね。

今回は町役場の方に車を止めたので、駐車場から社務所の裏手に出ます。境内に入り、社務所に先に朱印帳を預けておきます。そのあと馬さんにご挨拶、で鳥居の横から外に出てご挨拶という感じで鳥居をくぐっていきます。

手水舎で手を清めてから本殿へと向かいます。本殿では、機会が合えば拝殿にあげてくれます。絶対ではないですが、祓いをしていなくて、拝殿の準備をしていれば声を掛けてくれることが多いようです。あくまでも声を掛けてもらって上がります。

拝殿から階段を見上げることができます。タイミングが合えばです。

この階段の奥に本殿があります。6/1の予約が成立した人のみです。来年あたりからは申し込もうかと思っています。

まだ木目が鮮やかな明るい色の木のぬくもりのあふれる道です。

 

参拝を終えてから横に行くと拝殿から本殿に続く道が観れます。この階段は、正面からん見ると若干右に傾いています。この傾きには理由がありますが、それはまた別の機会に(苦笑)

 

社殿に向かって左手側に井戸があります。こちらは蛇口から水を飲むことができます。御神水という奴ですね。夏場に来た時に一度飲んだなぁ~と思いながら。

そのまま右側裏手にいきます。こちらにご神木がいます。パワーを分けてもらうのに触れてみても大丈夫です。

 

帰り際に『産霊石(むすびいしと読みます)』にご挨拶を。

簡単に言えば、男根と女陰のご神体が重なり合っています。この石の底には径十センチ位の深い穴があいています。

いつのことか神社にお参りして子宝に恵まれた信者が禊ぎをした丹生川の底にあったものを奉納したもので、今も遠方から参詣者が集まって来ています。

産霊は生産・生成を意味する言葉で、進化三神のうちの女神である神皇産霊神と、男神の「高皇産霊神」のことを言います。一対の神であり、この二神は一心同体だとする説が唱えられ、「創造」を神格化した神であり、男女の「むすび」を象徴する神でもあると考えられます。この「むすび」の神には衰えようとする魂を奮い立たせる働き(すなわち生命力の象徴)があるとされています。

 

最後にご飯中の馬さんと対面をして次へと向かいます。

             (【奈良県丹生川上神社につづく)

 

☆★☆最後までお付き合いいただきました皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。

感謝しております。踊った文字たちも喜んでいると思います。

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと小生が成長できます。よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村