女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【奈良県】 丹生川上神社三社巡り

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています!

天河大辨財天社のお詣りを終え、丹生川上三社へを巡る事になります。

と、いっても何も考えていないのですが…ほぼルーティン行動です。

天河大辨財天社は、道路事情にもよりますが、移動タイミングがズレると一日掛かりになります。結構な回数訪れている場所ですが、何度か渋滞というイベントにあい、小生もいい加減学習します。幸いなこと?に三社があるので…もちろん他にも神社仏閣はありますが…何故か、訪れるに至っていません。

まぁそんなこんなで、時間との要相談になりますが詣でるのが通常行動です 笑

とはいえ少し前に書いているものと被るのでひとまとめversion!

丹生川上神社三社

奈良県吉野の山里にある丹生川上神社三社のことです。上社・中社・下社と表現されていたこともありますが、いまは丹生川上神社というと中社のことです。名称については色々と考えられての結果です。巡ることを楽しむ方が意見を述べるようなことでもありませんね 苦笑

心流紀行

天河大辨財天社での拝殿へのお詣りをして、朱印を受けにいくと、巫女さんが笑顔で「本日は御祭りのため、書札のみです」と教えてくれたので朱印をお受けして神社を後にすることに。辿り着いている時間と臨時駐車場を用意する祭典である事を加味すると混雑予定であると判断できたからです。

ちょこちょこ参拝にくる天河だけに、ここは撤収の選択で。この判断が功を奏したかは分かりませんが、帰路ですれ違う車両の多さに素直に驚きます。

天河大辨財天の近くには、丹生川上神社下社があるのでそちらに立ち寄って行こうとひとりプチドライブです。

 

下社までは車で20分程度、大阪に戻る小生にとっては、帰路の途中での立ち寄りです。丹生川に沿って走り、下社の鳥居の手前に駐車場が3台分あります。一杯の時は、鳥居の前を通過し、駐車場に入れます。どちらに停めるにしても丹生川の方からまわり鳥居をくぐるのが参拝の正しい手順かと…

最近は拝殿近くまで車で上がれたりするので、鳥居をくぐれないことも珍しくないのかもしれませんね 苦笑

それはさておき、下社には白と黒の神馬がいます。小生が行く時は、どちらか一方は柵の中にいます。確率的に白の神馬が多いようです。

 

鳥居から境内に入り直し、拝殿へと向かっていきます。6月には本殿まで上がれるそうですが、これはこれでなかなかタイミングがあっていません。いつかその日に予定が合う日もあるかと…その時までのんびりと縁が結ばれるのを待つことにします…

下社の拝殿は、柔らかな空気で包まれています。差し込んでくる光も、暖かで優しくつつみ込んでくれるような感じで照らしてくれます。タイミングによっては、拝殿へと促してくれるようにも感じます。というか今回はそういう感じです。

拝殿での参拝、神木への挨拶へと回ってから、本殿の方を見上げて参拝をします。何となくですが神木のところで少し時間がゆっくりと流れていくように感じます。

 

今回はそそくさと退散をして、中社(いまは中社と表記されていませんが…)へと向かいます。車で30分と少しの距離ですが、山道を走っていかないといけないので少し気を遣いながら走っていきます。神社に近付くと一気に空間は広がります。

駐車場もそこそこ大きく、夏場は河辺でのキャンプをする人の一時預かり駐車場もしています。駐車場に車を止めるときにきちんと参拝と伝えると駐車料金を求められることはありません。

 

駐車場で車を止めて、鳥居から入りなおして参拝をします。拝殿横に井戸があるのでここで喉を潤します。使い捨てコップも置いてあります。心づけ箱が置いてあるので、気持ちを収めてから神木へと。

夏の暑さに関係なく、涼やかな空間です。朝早い目の時間ということもありますが、蝉が賑やかに真夏だ!と主張している中にいるにもかかわらず、五月蠅いと感じるよりも元気だな…と感じます。

実に中社は広いです。拝殿だけの参拝の方もいらっしゃいますが、滝と旧殿への挨拶に向かいます。暑いと行きたくなくなるものですが…そして、川辺でのBBQの香りに食欲をそそられつつ…

最後に社務所に立ち寄って切り絵札をお受けしてかえるのです。

小生、何とも12枚全部そろえられたことがないのです。2023年も揃わなかったです 笑

 

最後に向かったのが上社になります。中社からは30分くらいの距離です。

この日は、駐車場に満車という表記があったので第2駐車場に車を止めます。久しぶりに階段で本殿へと上がっていくのですが…

ふと便利に乗って手を抜くことが当たり前になっていることに気が付きます。駐車場があるから車で一気に登ることが可能です。山道ということで、「楽ができる部分を楽したい」という気持ちはありますが…足を踏み入れる場所で、足を止める場所で、見える景色が変わります。ただ角度の違いだけなのに、全く違う景色に見えることに気付かされます。

物事は、一方向だけで見て考えると様々な落とし穴に巡り合うことになります。そもそも人は自分が見たいものだけを見る傾向にあるといわれています。都合の良い判断、解釈をするのも、こういった部分に起因しているのかもしれせん。自分の判断に誤りがないようにするためには、物事を多面的にみる必要があり、それを意識付けておくことが大切なようです。

当たり前…それが御座なりな行動になっていたら意味がない。そう告げられているようです。さらりと「時間的に廻れるから」と三社をめぐり始めたとき、下社でも、中社でも同じようなことを感じていたことに氣付きます。

同じことを繰り返しているようでも、そこにあるべきものは変わっている。その事をずっと教えてくれていたのでしょう。丹生川上神社に関しては、縁強いようで何度か足を向ける場所でもあり、変化を見落としがちなのかもしれませんが…だからこそ、大切に時間を使う必要がある、そう教えてくれているようです。

時間にして10分程度、旧上社があったダム湖を眺めていました。

気持ちを切り替えて、拝殿へと向かって上がっていきます。

 

なんと夏の大祓いが準備されていました。2023年は何度この大祓いをするのだろう?と疑問に思いつつ、たどり着いた先にあるので、祓っていただきます。

不思議なもので、気持ち穏やかになっていくことを感じます。せわしなく過ごす日常の中でそんなつもりはなくても色々と抱え込むものもあったのでしょうか。知らず知らずに蓄積される見えない重しのような澱が静かに祓われていきます。

拝殿へと足を向け、砂利を踏みしめることで、その時に奏でられる音も祓いの役割をしていると聞いたことがあります。誰かが整備して綺麗にしているのに、申し訳ない気持ちもないわけではありませんが…小生は素直に、砂利道を選んで本殿へと。

本殿から延びる参道、整備された道は歩きやすく遠慮する必要もありませんが、神様が通る道だから開けておくのが礼儀だといわれる方もいますが、だからと言って開けているわけではなく、ただ、偶々道が開いただけだったりするわけです。

最近になって感じますが、神様が…という言葉を聞いた後に、それ浅慮では?と感じることがあったりします。きっと、その党富むべき存在とは、もっと懐深く広い存在ではないでしょうか?と聞き返しそうになります 苦笑

トラブルの原因になりがちの返し言葉なので使うことはないのですが…

ふとそんなことを思いながら、参道であれこれと説明しているお方を眺めつつ、車へと戻っていくのです 笑

【2023年7月16日 吉野紀行】

 

☆★☆最後までお付き合いいただきました皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。

感謝しております。踊った文字たちも喜んでいると思います。

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと小生が成長できます。よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村