女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【奈良県】丹生川上神社上社

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丹生川上神社上社

祭神は高龗大神です。龍神さんです。

水・雨を掌られる大神様です。生きとし生けるものは、すべて水無くしては生命を保持することはできません。そして、「農」を以て国の基礎としてきた我が国においては、雨を降らせ、また止めるなど、雨を掌られるこの大神様に対する人々の尊崇の念は極めて篤く、古来より今日に至るまで変わることなく続いているそうです。

※例によって写真整理が間に合っていません。写真UPでこの一行消えます。

心流紀行

この日、最後に向かったのは、丹生川上神社上社です。

上社との縁は平成10年の移設の時からになります。

縁とは不思議なもので、当時それほど神社とは縁がなかった小生…記憶を紐解けば、仏閣の朱印をスタンプラリーよろしくしていた頃になります。この頃はまだ車の運転が楽しく、遊び歩いていた延長でした。と、話が逸れるのでここまでに…

 

丹生川上神社からは車で30分くらいの距離です。来た道を戻るような感じで森林浴を車が楽しみます。窓を開けて走るのが理想的な気候ですが、虫の襲来を受けるのが目に見えているので開けれませんが…

せめて外気を入れてみるのが関の山ですが、何となく心地よい風を感じます。

この道に関しては走るタイミングにもよりますが、木漏れ日が心地よく降り注ぎ、四季折々の表情を見せてくれます。ドライブよりはツーリングに最適なルートです。

穏やかな風を受けながら走る山道を抜けると舗装整備された道へと出ます。

向かっている上社はもともとダムに沈んだ村にありました。奉還(移転)により、道も一緒に整備されています。車を走らせるには心地の良い道です。スピードの出しすぎには注意が必要ですが、流れていく景色を眺めに来る人たちがいるくらいに優しい景観が望めます。

 

小生は奉遷に関しては「まもなく」という時に知ったので、移転話の混乱というのは知りません。ただ、どの歴史でみても町がダムに沈むを両手放しで喜んでいる人ばかりではありません。それぞれの事情というものがあり、中には泣く泣く同意された方もいるでしょう。様々な思いと苦悩、葛藤が確かに存在したことは、建設の決定から施工までに経過しや時間が物語っています。

ここに在った様々なドラマがどういうモノなのか、小生には知ることはできませんが、小生が生まれる前の決定のようですから、半世紀以上…時代は様々な変容の中、村が水の中に飲まれた事実があります。

昭和が平成、令和と移り、いつの間にか小生も3つの年号を生きている。小生の中でもいろいろな時間が過ぎて…縁巡り、奉遷の際に行われて式典に参加することになりました。一種のお祭りのような騒ぎに感じていました。

その縁を紡いでくれたのは、一人の写真家です。

この出会いに始まり、小生の世界は大きく変化していきます。

この方の話は常に小生の棘を抜いてくれるだけではなく、的確にアドバイスをくれました。様々な面で彼は小生にとっての師父というべき存在かもしれません。

 

そして、その縁が紡いでくれた一人の音楽家との出会いがこの祭典へと案内してくれました。【素敵な音とお言葉を紡がれる方です。よろしければ…長屋和哉】その音楽家が奉納する音楽に誘われて。

意外なことに知り合いが何人か来ていたようです。何と、人が多すぎて会えませんでした。それほどの人が、神社のあった場所が水に沈むとき、集っていたのがこの場所です。

元々神社が在った場所には龍のオブジェが置かれ、ゆっくりと水の中に沈んでいくのを眺めていたのが昨日のことのように思い出されます。よく来ている割には、毎回思い出すわけではないのが不思議です。

きっと珍しく連れ旅をしているせいでしょう。

舗装された道にでて吉野川を眺めながら、山の上の方へと移動した神社を目指します。正直空気が良い以外、見どころというモノを道中で挙げることができません。山道、峠道を走るのが好きな方は気持ちよく走れます。制限速度で抜けていくときの、カーブでのGがなかなか楽しいです。と、パートナー以外にも載せているので無茶な走りはしませんが…それでも心地よく曲がれると調子にのった走りをしてしまいます。

 

上社は下社や中社とは違い奉遷されたことで洗練された地区に存在しています。当たり前ですがダムに沈んだ村の人たちもいるはずですから。整備の整った道路、景観の中で車を走らせていきます。ツーリングの人たちも結構走っています。

山を登っていくと、村役場が見えてきます。その横に道の駅があります。村役場の駐車場を含めよくイベントのようなことをしていますので立ち寄るのも面白いです。おすすめはこんにゃく芋から作ったこんにゃくの田楽です。寒くなる時期には最高です。道々やっているところがあるので立ち寄るのも面白いかもしれません。田楽みその違いですが楽しむことができます。

 

道の駅を過ぎるとホテルがあります。日帰り温泉もしているので立ち寄りもありです。小生も先に書いたイベントの時の食事会に誘っていただき、利用させていただきました。ゆったりとするのにはおすすめの宿です。本当に周りの環境から強制的にのんびりできます(笑)

    (丹生川上神社上社 2 につづく)

 

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