女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【日本五大辨財天巡り】3社目 天河大辨財天 2

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天河大辨財天

祭神は市杵島姫命です。

川の流れの妙なる様を神格化したとされる、古代インドのサラスヴァティー神であり、その本来の神徳は水の神、そして、水せせらぎの如く素直で妙なる弁舌や音楽の神であり、日本の古代より行われてきた水神の信仰とも結びついています。

後に転じて「財を弁ずる」商売の神としても信仰されるようになりました。

また、天河神社前の来迎院には樹齢約700年以上の大銀杏があります。県の天然物に指定され、地元では弘法大師のお手植えとされているとか… 直径は2mを越える巨木で、秋の紅葉は圧巻でしょう。

※例によって写真整理が間に合っていません。写真UPでこの一行消えます。

心流紀行

朝の静寂の中で、階段を上がっていく自分の音だけを聞いていると、世界が自分一人のモノに変わっていくのを感じます。靄が足元を隠すことで、別世界へと誘われていくような感覚に。

拝所となる神殿へとあがるとまだ薄暗さが残ります。残念なことに朝拝と言われる祝詞をあげる時間が終わった直後らしく、宮司さんが下がっていくところでした。何気に神楽が流れています。

神楽を聴きながら、神楽殿に背を預ける感じで、拝殿を見上げます。

鈴緒*1を前に上を見上げると五十鈴が付いています。時間帯によって正確に色が見えないかもしれませんが金と銀のものがついています。

この鈴は本坪鈴といいます。邪気を祓い、神様を招致するためのものです。神社により意味合いが多少異なりますが、鈴を鳴らす際は、美しい音色で鳴らせるように丁寧に振るように心がけるべきだそうです。

ここの鈴は本当に鳴らないのです。で乱暴にする人もいます。それに遭遇したときは、何故か振りながら謝ってしまいます。この日はそんな事もなく、仲睦まじい兄貴分夫婦をを眺めて「いいなぁ~」と感想を。

これを書いている時にふと気が付いたのが、」ここでも挙式をしてくれる。それもリーズナブルな値で。平服でさせてくれるかな。どうせなら何も言わずに挙式に突入が面白い。縁あって、二度目の結婚式…縁ある神社でするのも悪くない。

何てことを思いながら…この夫婦のような時間を過ごしたいと感じてしまいつつ、二人そろって参拝したりするのです(笑)

 

拝殿での参拝を終えると来た道を戻る方法と他の宮を巡る方法があります。今回は、戻ります。実は、拝殿に上がる途中にも宮があるのです。こちらには龍神さんもいるのできちんとご挨拶を。

小生が多いのは、そのまま裏手側に行って宮(殿)を回って、社務所に行ってから、龍神さんたちのいる宮へと回るのです。

 

今回はさらっと朱印帳を書いてもらって…その足で禊殿というところへと向かいます。禊殿は、徒歩10分くらいです。駐車場もありますが、はっきりと言って車がすれ違うのは気を使いすぎるので10分歩いてください。

 

小生、一時こちらが奥の院だと思っていました。が、奥の院に行ったことがある方と話しているうちに…全然違う?と気づきました。というわけでそのうちに奥の院にも行ってくるつもりです。

辨財天社を後にして禊殿へと向かいます。のんびりと川沿い歩いていくと付きます。丁寧に看板も出ていますのでこれで迷子になったら、よほど目に付くものを見つけたことになるかと…

 

徒歩10分程度の散策。

 

少し前まで辨財天社に案内看板が挙がっていましたが、この時は片付けられていましたね。こちらも縁あれば辿り着けると言われている場所です。ということで、小生が初めて来たときは結構苦労しながら来たものです。

何とかグーグルマップ上に見つけて、その地図を頼りにいったのを覚えています。住宅街を抜けていくので結構不安になったのを覚えていますが、いまは建て替えの終わったおうちも多くなりました。

余談ですが…

前の宮司さん…お名前が酒の介というそうです。そういう縁もあって、水商売の人が祈願によく来られていたとか。小生が良くいくお店の店主も来たそうです。

鈴の話が出たので…

五十鈴は、大辨財天社に古来より伝わる独自の神宝です。

天照大御神が天岩屋戸にこもられたとき、天宇受売命が、ちまきの矛をもって、岩屋戸の前にて舞を舞い、神の神力と稜威をこい願われます。その楽しきな雰囲気に、岩屋戸が開かれ、天地とともに明るく照り輝いたという伝承んの天宇受売命が使用した神代鈴と同様のものであると伝えられています。

特に芸能の世界にいたっては天宇受売命にあやかって、殊の外御精進あそばされる方々は、同床共殿のあり方と精神にてこれを奉載され、この三魂(みむすび)の調和統一に意を用いられ、芸能技芸練達の神宝とされますことを切に祈るものであります。 

この五十鈴の特徴的な三つの球形の鈴は、それぞれ、「いくむすび」「たるむすび」「たまずめむすび」という魂の進化にとって重要な三つの魂の状態をあらわしているそうです。 

この五十鈴の清流のような妙なる音の響きによって、心身は深く清められ、魂が調和し本来あるべき状態に戻り、新たな活力が湧いてきます。  

ということでお家用もしっかりと売っています。

 

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*1:拝殿の鈴を鳴らす天井から下がる紐