境内面積8万坪
広いとはいえ…連載になるとは
ひとつひとつの お堂での気付きに
ある種の感動を覚えたり
って入ってくる情報があ～
勝尾寺
1300年の昔より勝運の寺として信仰され
大阪府下でも唯一自然の残された場所で
山門をくぐると広がる8万坪の境内には
四季折々の花や鳥 大自然の表情が楽しめます
「宿坊 応頂閣」は、
35畳の写経道場（大ホール）から
大小研修室、各個室を完備しています
歴史と大自然を感じながら広々とした空間で
パーティー 展示会 ファッションショー等
様々な用途に利用されています
心流紀行
一願不動堂を後に本堂へと足を向けると
目を引くのが 勝ち達磨奉納棚 です
何というか 所狭しと達磨がいます 笑
達磨の奉納の仕方については
いろいろな考えがあるそうですが…
両目を入れて奉納する（叶った）
決めた期間で叶わなかった（片目）と
様々な思いを込められて
奉納棚に並びますが
12月28日に焚き上げ法要で昇華します
この時には
境内のあちらこちらに
飾られるように置かれたおみくじ達磨も
達磨には様々な思いが込められています
良い思いも 悪い思いも知らずに
どちらの場合であっても
その役目を終え
この勝尾寺に奉納されているので
お寺は 手厚く法要を行ってくれる とか
折角なので
少しだけ触れておくことに…
勝尾寺は 受験 厄除け 病気 スポーツ等
人生のあらゆる場面で勝つ寺として
信仰されていますが
この勝の意味を取り違えている方は
意外に多くいるようです
勝つ とは他者を打ち負かすことではなく
自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ
という意味で扱われています
つまり…
達磨は願いを叶えてくれる存在ではない！
ということになります 笑
願 い事を書き 片目を入れる事で
自分と向き合い 自分の弱い 心に打ち勝つ
これは いわば自己誓約書にサインです
その願い事に向け 1 日 1 日を悔いなく過ごし
全力を尽くすことで 初めて願いが叶います
焦らず 努力し続けることが
勝運 を掴み取り 彼方に望む高みへと
道をつなげ 辿り着くことにつながる と
そういう考えが根底にあるそうです
だから奉納される達磨の中には
片目のだるまも存在することになります
自分への誓い 自分の努力
その誓いを 新たにすれば
達磨さんの役目も終わることになります
一年の計は元旦にあり
というのと同じなのかもしれませんね
同じ願いであっても 気持ち新たに
そういう切り替えも大切ですね 笑
ちなみにですが…
ここの達磨さんは
365日後に達成したい目標を書きます
12月29日書き出しです
そうでないと365日待たずして法要日に
達磨たちの大きさは色々です
願い…自分への誓いの大きさにかさね
その目標に向かって駆け出す…と
そのための自分への誓い
来年に向けて
小生も達磨を手にしてみようかな？
階段を上がっている最中に
商売繁盛の祈禱が始まります
いわゆる便乗祈祷を受けながら
三宝荒神社に辿り着きます
こっからは何故か一気に流れます
荒神さんにご挨拶をして
水掛観音さんとは水を掛けて挨拶を
本堂で参拝をしてから
不動堂へと…
不動明王は 怒りの相を表し
右手に剣 左手に縄を持ち
火炎を背にして座って居います
人の為す善悪全てを一通り肯定し
その上で全てを救おうといいます
それでも
取りこぼされる悪意はある とか
他者に仇なす身勝手の権化は
その業火によって燃えつくされ
炭になったその業は
新たな命へと再生されることに
最近はやりの転生の話ですかね 笑
異世界転生でも良いですが…
業は 結局のところ
自分で終える必要がある とか
誰かに生まれ変わろうとも
その業は 持っていくということに…
命を焼き尽くすほどの
業を追うような行為はしないこと
そんなことを暗に
告げているのかもしれません
大日如来の化現と言われています
勝尾寺での時間は
一日一日を大切に
誠実に過ごすことが大切です と
そんなことを伝えているようです
最後に納経所に立ち寄り
御朱印をいただいて撤収となります
といっても
敷地内の応頂閣へ 講演会です
☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございます。
感謝しております。
踊った文字たちも喜んでいると思います。
ちなみですが…
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よろしくお願いします。
