女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【日本五大辨財天巡り】2社目 宮島 厳島神社

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています!

※例に漏れることなく写真整理がまだです。写真Up後この一行は消えます。

厳島神社

厳島神社は、広島湾に浮かぶ宮島の北東部、弥山(標高535m)北麓に鎮座する。一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ、日本三景の1つに数えられている。

平家からの信仰が有名で、平清盛によって現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられた。社殿は現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されているほか、平家の納めた平家納経を始めとした国宝・重要文化財の工芸品を多数納めている。

そして、平舞台(国宝:附指定)は、日本三舞台のひとつに数えられ、海上に立つ高さ16mの大鳥居(重要文化財)は日本三大鳥居ひとつに数えられている。

祭神

市杵島姫命田心姫命湍津姫命の三柱。宗像三女神です。
市杵島姫命神仏習合時代には仏教の女神の弁才天と習合し、隣接する大願寺と一体化して大伽藍を構成していたとされています。こちらは別の機会に早々に辿り着きたいネタです*1

創建

社伝では、推古天皇元年(593年)、地方の有力豪族・佐伯鞍職が社殿造営の神託を受け、勅許を得て御笠浜に市杵島姫命を祀る社殿を創建したことが始まりとされている。

市杵島姫命を祀ることで、イチキシマ神社と呼ばれ始めたという説もあるが、それが訛ってイツクシマになった説もある。実際のところは歴史の中に埋もれたロマンというところだろうか。

そこに、神社が鎮座する宮島は「神に斎く(いつく = 仕える)島」という語源のように、古代から島そのものが神として信仰されたと考えられている説も加わり、厳島神社と落ち着いたような…話です。

宮島表参道商店街

嚴島神社へと続く約350mの商店街です。 宮島杓子や宮島彫といった民芸品や土産物店、かきや穴子を使った宮島の名物グルメが味わえる店、もみじ饅頭店などが軒を連ね、お土産探しや飲食を楽しむ人々で賑わいます。

ご飯を予定する人は予約が良いかと思います。でも、観光地ならではの食べ歩きが捨てがたいのは確かです。小生たちが通るときには、まだ開店準備中でした。

心流紀行

兄貴分たちを誘って浜辺におります。ってこの段階で大改修だとは知らなかった小生。水少ないよね、降りれるかな?と降りて初めて気が付きます。あれ…水止められている?とこれはこれで、風流なのですが…潮が引いている時間でよかった!と喜んだ小生が少々恥ずかしい。

ただ本来はタイミングが合わないと降りることもかなわない場所にたどり着けたことに素直に感謝します。大鳥居から拝殿までの距離は百八間。多分に計算された距離なのだと思います。いわゆる煩悩の数ですが…その理由についてはいつか知れたら…知っている方がいればコメントを残してくださると幸せです(笑)

素直に鳥居近くで写真撮影を。こういう時間はほんと幸せです。小生はタイマーをよく使います。理由は、何かのトラブルがあっても面白いから…その一言に尽きます。良い旅の思い出です。構図だけを気にかける時間も良いですが、自然の時間の中で起きるトラブルを楽しむのは最高です。

鳥居に背を向けて、拝殿の方を見ます。手前にあるように見えるのが平舞台。少し高くなっているのが高舞台。その向こう側に祓い殿、拝殿、本殿がありますが…何となくの輪郭が見える程度です。それはそれで統制の取れた美しい景色です。そして、めったに見ることのできない風景です。

その荘厳なる美しさに溜息がもれます。重機も無かった時代に作られた建造物の美しさ、できるだけ釘を使わずに仕上げる技法、昔の人の知恵の回りに感動すら覚えます。そこで使える材料、いまある技能、創意工夫する思考力、それは、便利になるに従って失われていったのかもしれません。…人は考える葦である*2とされた時代は今は昔になりつつあるのかもしれません。

考えない…若い者以上に考えない団塊以上の世代も多くいるので、今も昔というのは合わないかもしれません。口だけで団塊の世代と豪語する人ほど、成果の横取りに長けていたりするのが、残念です。もちろん社会を牽引した人徳者もいるからこそ、その陰で虚勢を張らざるを得ない生活環境があったのでしょう。

それが劣化版や粗悪版につながるのだろうな…とふと思います。きっと最初からそういう品を出そうと考えていなかったでしょうが、正しいものを作れない、正確なものを作れいない、その結果が誤魔化すということに繋がったのなら、悲しいことですね。

このことから学ぶべきはひとつです。「他人の振り見て我が振りなおせ」というところでしょうか。宮島に来ていると他山の石という言葉の方がしっくりとくる気がします。誰かの愚かしい行動は、99%完璧であっても、その全てを台無しにしていきます。

その行動が、自分に対する裏切りだと気付く必要があります。その裏切りが、ここにはないからこそ、この美しさが存在し続けられているのでしょう。先人たちの知恵を踏襲し続けることで、厳島神社はその存在を維持し続けることができたのだと…この幸運の中で何を考えているのか(苦笑)自分を裏切ない。そんな当たり前のことから自身の行動を見直そうと思います。

とりあえず兄貴分たちとパートナーと一緒に騒ぐことに。

厳島神社(内部)につづく)

 

 

☆★☆最後までお付き合いいただきました皆様に☆★☆

最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。

感謝しております。踊った文字たちも喜んでいると思います。

読者が増えると小生が喜びます。

意見情報をいただけますと小生が成長できます。よろしくお願いします。

女神の福音~心流紀行 - にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

*1:これがUPされる頃はまだサラスバティの話の最中です

*2:ブレーズ・パスカルの言葉で『「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。」という一節があります。この一節は、『人間は考える葦である』という有名な言葉として後世に残されています。「葦」はヨシとも呼ばれ、水辺に群生する、ススキに似た穂をつける多年草で、弱々しいものを代表です。この言葉の意味は、人間というのは弱い面もたくさん持っているが、「考える」という働きがあるから偉大であるということ」