日本五大辨財天巡りを再開していたようなのでタイトルにして見ました。予定していた訳ではありませんが、2023年7月から約4ヶ月4か所を巡り…5か所目へと準備が出来上がっていました。呼ばれた、という流れで…
江島神社
千年以上の歴史を持つ江島神社は、神奈川県の湘南・江ノ島を代表する観光スポットのひとつになっています。縁結びをはじめ、金運向上や芸道上達など様々なご利益があるといわれ、国内外問わず多くの人が参拝に訪れる場所です。
心流紀行
千葉に用事があり、時間的な課題を考えた結果車での旅をすることにしましました。ということで、途中に立ち寄りを挟む感じで、神奈川県を巡る旅を敢行です。前回は頼りぱなしの兄貴分夫妻と一緒だったので、記憶の限り、スムーズな旅でした。と思い返しながら… その分、兄貴分は大変だったかと…実感するのは、実は神奈川県に入ってから。
スムーズに流れて江ノ島に辿りつきます。前回と同じ駐車場に入れ、前回と同じような感じで進んで行く訳ですが、人は少し多い目という感じです。そして、前回と違うのは、partnerがエスカーを使うと主張!
それはそれで良いのですが(笑) エスカー乗り場は、神社の鳥居近くということで開店前の「江の島弁財天仲見世通り」をのんびりと散策です。この日は暑さもしっかりとあるので「扇子が欲しい~な」とアタリをつけながら朱の鳥居まで。
朝早く出てきたこともあり無理は禁物です。ということでエスカー乗り場まで送って小生はひとり石段を上がって髄神門をくぐっていきます。最初にある石像「弁財天童子像」。これは何度見ても良いですね。色々な角度から見ると弁財天像の表情が変わります。お気にいりの角度を見つけるのも乙な楽しみかもしれませんね。
とはいえゆっくりと時間を費やすわけにもいきません。partnerがエスカーなのでサクサクと上がっていく必要があります。
階段を上がって…
と茅の輪があります。夏の大祓いですね。7日…片付けられていても不思議ではない時期ですが、あることに感謝します。この日は何を祓ってくれるのか。とりあえず、茅の輪くぐりをおこないます。
終えてから、ふと…ただ何となくですが、動画を撮って、見える景色を公開。いわゆる遠隔参拝というものらしいです。見えている光景でご自身が参拝している気分になれる、というヤツに挑戦。YouTuberではないので、短くInstagram用とかですね(苦笑)
撮影を終えて、動画をUPしてから…小生には編集する技術はないのでそのままストレートに…APPの機能に頼っての投稿です…辺津宮で参拝です。下之宮とされる江島神社では一番低いところにある宮です。この宮には、田寸比賣命が祀られています。
神仏習合以降、宗像三女神の一柱市杵島姫命が辨財天と同一神のように辨財天を祀る神社には多く鎮座されています。神社によっては宗像三女神で同一神とするところもあります。辨財天が司る役割(芸能力とか…)に対して、複数の女神の役割が必要な感じというところでしょうか… とはいえそのような説明は記載されていないので、勝手な解釈です。サラスヴァティの流れからの…(苦笑)
小生的には市杵島姫命が習合的に辨財天と捉えているので目指すのは辺津宮なのですが…江島神社的には中津宮まで行く必要があります。何せそこには龍神さん鎮座していますから。
とはいえ、小生、partnerと合流して他のふたつの宮に行かずに下山するのです。江島神社においては、宮に鎮座していないですが、江之島弁財天とは、奉安殿に鎮座する八臂弁財天のことだからです。(言いきりますが間違えている場合は申し訳ありません)
弁財天の朱印をいただき、「弁財天黄金浄水」に伺います。
御朱印をいただける建物の横にあるので、先に朱印をいただいて出口の方へと向かうとあります。白い龍が目印になるので見落とすこともないかと思います。
此処の池にはざるが置いて在り浄銭することができます。「銭洗白龍王」の立て札があり、洗う際の心持ちが書かれています。
心とお金を洗い清め…
大切な言葉ですね。肝に銘じて小銭洗いを行います。
不思議な時間です。いつもなら疲れが出ても不思議ではない時間が起きてから経過しています。それが茅の輪くぐりをしてからすっきりとしています。この先の旅程はのんびりと休憩できながら千葉に向かうように組んでいますが、その気遣いも不要だったかのように元気です(笑)
疲れは隙をうみ、余計なものに乗られるのかもしれません。そんな事を暗に教えてくれた時間かもしれません。
そして不意に湧く悪意のようなモノを祓ってくれているのかもしれません。
【2023年7月7日の旅はしばし続きます】
余談ですが…
宗像三女神の話が出たので少し…
総本宮である宗像大社の宗像三女神が鎮座するのは、沖津宮に多心姫神、中津宮にた津姫神、辺津宮に市島姫神となっています。
江島神社では、辺津宮は田寸比賣命、中津宮に市寸島比賣命、奥津宮に田紀理比賣命です。充てられている時は違いますが、同じ三女神で、鎮座する宮が違います。
特段気にする必要のない話ですが…小生のように市杵島姫命を参拝する人にとっては「あれ」となるようなことかもしれません。
もっとも深く考えずに、全部を巡れば疑問を挟む問題はなくなることにしていますが…
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