女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【日本五大辨財天巡り】2社目 宮島 大鳥居

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宮島は実は観光スポットがたくさんあります。計画的に回れば一日十分楽しめて次回の宿題が残るほどに観光地です。ただ小生は、無計画派なもので、目的地だけを定めて、疲れていなければ色々と廻ろう回ろうという感じ行動します。

それに付き合ってくれるパートナーにホント感謝です。

好きにして!と放置されたら小生どうするんでしょう(苦笑)我慢して後ろをとぼとぼついていくのかな…そういう感じに追い込まれていないので判断も尽きません。ただ、一緒にいる時間は色々と勉強になります。自分では気付けないことに、自分では見つけられないことに、一緒にいる人が気が付いてくれたら発見も学びも感動も倍付です。

パートナーが氣を感じ取る力が強いので小生はそれなりに恵まれているだけです。

それはさておき、宮島に観光スポットがたくさんあるというのは旅ブログをまとめて初めて知った状態ですので、スポットの良い場所は説明できません。

そして、この記事の部分は特殊な案内になります。大改修終わったので…

※例に漏れることなく写真整理がまだです。写真Up後この一行は消えます。

大鳥居

「朱丹の大鳥居」とも呼ばれる厳島神社を象徴する建造物です。世界遺産厳島神社」を構成する文化財のひとつで国の重要文化財でもあります。

神社を海上社殿として大修築した平清盛が創建したとされ、天文16年(1546年)大内義隆らが再建した時から両部鳥居になったとか…現在のものは明治8年(1875年)再建の8代目とされていますが、近年の研究で9代目であると判明したともいわれています。

本社正面から北西側に108間(約196.4 m)離れた海中に自立しています。厳島周辺含めて広島湾の干満差は最大4 mと言われ、満潮時には海に浮かぶように、干潮時には大鳥居の根元まで歩いて行けます。

フリー素材で挙がった画像です。小生の時はもうカバーが外れていたのでお借りします。

心流紀行

大願寺の参拝を終えてから、大鳥居の方へと向かうと令和大改修の様子のパネルを見ることができことができます。その先で工事用の足場を通って鳥居まで行くことができます。干潮時に行くのとは違い、近いところから鳥居を見ることができました。

この日まで知らなかったのですが、鳥居の笠木のところに紋のようなものが入っています。東側に太陽、西側に月の紋が入っています。これには意味がありますが、また機会があればということで…他にも神額の表裏も違う名称になっています。

 

立ち止まらずにお進みください!と警備の人たちに促されて、鳥居を見学します。間近で見る鳥居の大きさに圧倒されます。

この鳥居は自重自立しているそうです。いまであれば計算でどの程度のものが必要なのかは解る話ですが、建設当時は…職人の勘に頼ってのことだったのでしょう。鳥居の大きさから考えても、失敗すれば大惨事になることは必至、それでも創られたのは…時の権力者の思惑というものでしょう。

いつの時代でも虎の威を借る狐のように、自分以外の名前を高々に挙げ、脅迫するように働かせるというのが見られます。成功は自分の成果に、失敗は人夫・人足のせいとする者も少なくないように物語では描かれます。

小物の立ち回りはいつの時代も卑屈に描かれるようですが、この大鳥居の時はどうだったのでしょう。この大改修のように水を止めることができなければ、短い時間だけで工事対応をしたのでしょうか。それとも犠牲を厭わずにさせたのでしょうか。

危険を伴う工事が行われる中で労働者は何を頼りに過酷な試練ともいえる仕事をしたのでしょうか。それに匹敵する対価はきっと無かったような…

大鳥居が雄大だからこそ、ふとそんなことを思います。

この鳥居を最初に作り上げた人たちは、大変な工事の先で、平和な時の中でこうして、大鳥居を見上げる人がいることも、きっと想像していなかったでしょう。何を思い、何を願い作られたのか…それを小生が知れることはありませんが、神額に対して「ありがとうございます」と、一瞬だけ頭を下げるだけの挨拶だけで後にします。

この神聖な場所で、心地よい風に身を撫でられながら、朱に塗りなおされた柱を見上げて感動します。

 

再び砂浜に降りて対岸へと渡るのですが、潮が引いているからこその恩恵がここにはありました。大鳥居と社殿の間に足を止め、朝とは違った趣の大鳥居と社殿を眺めます。

人の存在とは、それまでの生き方が示す器なのだとつくづく感じます。

器を大きくするのは自身の日々の生き様です。必要以上に大きく見せる必要もなければ卑屈になる必要もありません。自分のまま、在りのままでいれば良いのですが、できない人は意外にいるようです。

どれほど背伸びをしたところで、簡単に化けの皮が剥がれる程度の力量では、何の意味もありません。意味のあることを意義のある行動で示すことが人にとっては大切だと語ってくれているようです。

こんなことを考えるのは、ディズニーな話題を聞いたせいかもしれません。

余談にすぎませんし、事実は知りませんが…ディズニーでは作品を作る間に制作スタジオを訪れた人の名前をエンドロールに載せるとか。関わってくれた全ての人に感謝を込めて、という思いだそうです。

時代が違うとはいえ、平清盛が建設を命じた時代、建築に関わった人夫の名前を残すような風習があったかも定かではありませんが…少しもの悲しさを感じる時間です。

これも工事の終了間近という時期のせいかもしれません。

 

厳島神社を後に、小生たちは商店街を散策。お昼ご飯は何にしようか、と話しながら、食べたのは「揚げもみじ」。饅頭です。初めて食べましたがおいしいものです。

せっかくの安芸の宮島…カキなどもと思いながらも…何と何処も一杯です。小生たちが渡った時間帯は人が少なくても、次々に船は人を運んでくるものです。参拝の前の腹ごしらえ…という感じでしょうか。

本土に戻って食べるかということになり…小生たちは港に。

道中、地酒の店を見つけて突入です。趣のあるお店は

旅の楽しみの一つはこれですね。車で来ていることもあり、多少重い物を買うのもありです。が欲しいお酒が売り切れていたので本土で地酒を買うことになりました(苦笑)

この後、おいしいと有名なご飯屋さんは一杯で名物は食べることができませんでした。

 

残念(笑)

 

 

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