2023年5月19日は小生にとって不思議な日です。
様々なイベントが発生する日のようです。
この日は、仕事の関係で、東村山まで出かけています。移動時間にして4時間程度。この大阪東京間を2時間半で結ぶ時代にして…なかなかの移動距離です。当然、日帰りを遠慮したくなるのは、年齢の所為です。終わる時間が読めないとはいえ、最終で帰ればどうにかなるのがいまの交通網であり、正確運行する日本の技術です。
ぶらりとGrotto紀行
仕事を終え神田神社での散策を楽しんだ小生の元にlineが…送り主は言わずとも…
夜に四谷で合流しようというもの。予定とはこうしてままならず変わるものです。夜の神田での食事は別の機会ということにして…
神田から四谷まではJRで5駅ほど。時間にしてもそれほどかかりません（乗り込みさえよければ15分です）。ただ、時間的に何処かを見学していくというのは叶わず…というよりもおのぼりさんの小生、情報も案内もなければ絶対に迷子になるアスファルトジャングル、危険を冒すのは…
軽く食事をしてからの合流ということなので、ホテルでカップ麺をすすってから出発です。ホテルから駅までは5分程度…これもホテルを勘違いする原因です（笑）神田にある二軒のAPAホテルですがどちらも駅から5分程度です*1。
四谷の駅から目的地になる『Live Bar Grotto』は徒歩5分ほどの距離。何とすぐに見つけられずに迷子になりました（笑） それもそのはず店は地下です。そして開店前の時間見落とします。周辺を10分ほどウロウロ。どうにかこうにか店に辿り着き開店を待つことに…取り敢えず電灯の下で小説でも読み始めます。
そんな小生の前で繰り広げられるのは、ちょっといい感じのペアの喧嘩。喧嘩内容は他愛のないものです（小生からすれば）。お店の予約の日付を間違えていて、金曜の夜にに行く場が定まらないという奴です。女性がプンプン、男性がタジタジ…いつの時代もこういう時は男性の方がオロオロするものですね。まぁ結果は予測できる範疇に落ち着きます。
「もういい」と駅に向かう女。「ま、まてよ」と追いかけていく男。
若さゆえの時間ですね。きっとこの後たのしく過ごすのだと思いますが…
そして約束の時間19時の到来。店が開く様子はありません。
lineを見返してみると「1時間早く開けてくれることになったから」としっかりと書いてあります。というわけで、完全にボッチ。仕方がないので店に確認いくことに… 久しぶりに初めてのBarに一人で突入することに…
barの扉というのは、初めての人を拒絶する雰囲気があります。HydeOutと言われる所以ですが、この雰囲気、重いドアを動かすときに、少し大人になったような気になった時代を思い返します。
少し戸惑って、躊躇しながら扉を開けた頃、そこに広がる見たこともない大人な世界に憧れていました。まだ、幾つもの夢を抱いていた時代。その頃の夢のいくつを実現のモノにしてきたのかは数えていないけれど、何となく思い返されます。
開店前の準備の時間ですがしっかりと話が通っていて中に入れてくれました。小生が到着したタイミングから先に入っていることもないだろうと思ってはいましたが、いなければいないで入ってきたことを若干後悔します。さすがに、開店前のせわしなさを知っているので（苦笑）
そして、少し遅れて店主が登場。TVで見たことのある顔です。で、当然ながら「早く来てね」とおねだりした人がいないことに戸惑いの色が…一見が独り、間の良いことにカウンター席は満席、後から連れが来るのでテーブル席に座って一人ウイスキーをロックで傾けながら小説の続きを読んだりしているので場を繋ぐタイミングが取れなくて。
遅れて到着した呼び出し人たち。何事もなかったように始まる宴。そこに店主が混ざってくれます。この人、めちゃくちゃ気さくな人です。小生的には、息子の幼少時代のヒーローです。ウルトラマンガイアの俳優さんです。小生はウルトラマンよりは仮面ライダー派だったのでガイアの相棒を務めた高野八誠さんの方が吉岡毅志さんよりもよく見ていました。
当然ながら呼び出し人の紹介が「ウルトラマン」なので話題もそちらに流れます。丁寧に色々な話をしてくれます。小生が言わなくてもですが、特撮好きな人は、こちらにふらりときているかもしれませんが、イベント日以外にも吉岡さんはおられるので一度足を運んでみてください。
この店ではライブも行われます。って、招請を呼び出した人が一曲、吉岡さんが伴奏をしてくれます。結構贅沢な即興ライブです。楽しく盛り上がります。
LIVEに関しては好き嫌いもあるでしょうが、LIVEにはLIVEでしか知ることのできない味わいがあります。突然に始まった即興LIVEですが、その楽しそうな様子にこちらもウキウキできます。純粋に物事を楽しむことで響く笑顔がそこにあり、その笑顔が、輝きが元気というエネルギーを分けてくれるのかもしれません。
新しい縁に感謝ですね。
自分が楽しめるものを追求する。その先にある喜びが、自然に広がっていくのがみれると、自由に楽しんで生きていけばいいと教えてくれているようにも感じられます。
突然の呼び出しですが…それに応じる行動力があれば人生は広がりのある世界のなかに存在するのかもしれません。一つ一つの事柄を、関係を深めていくのはその人の努力のようなものですが…深けていく夜に時には身をゆだねるのも悪くないですね。
☆★☆最後までお付き合いいただきました皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。
感謝しております。踊った文字たちも喜んでいると思います。
読者が増えると小生が喜びます。
意見情報をいただけますと小生が成長できます。よろしくお願いします。
*1:APAの案内表記が悪いわけではなく情報精査上の勘違いです
