毎月のお勤めのように東村山へ向かいます。仕事が終われば、何処かの神社によれればと思ってはいるのですが、今回は、神田明神関連で不可思議体験になっているので再訪してみることにしました。
【2023年5月19日の旅です】
神田神社
神田神社の神様たちは、国土開発、殖産、医薬・医療に大きな力を発揮され、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されています。 また祖霊のいる世界・幽冥を守護する神ともいわれているそうですよ。
心流紀行
仕事を終えて、JR神田駅に着いたのは14時過ぎ。少し待てばチェックインができるということでホテルに向かいます。再び神田にホテルを確保したのは、目的が存在したからです（神田の夜を楽しんでみたい。黄金いなりを食べたい。）。
何よりも価格帯が東京駅周辺よりもリーズナブルという状況もあってですが、APAホテルは神田駅近くには2軒もあり、前回とは違うホテルにとってしまい、小生…微妙に迷子です。と、言っても気付かずに前回のホテルに行き、チェックインの段階で予約が無い騒ぎになりました（苦笑）
受入前にも関わらずスタッフ三人掛かりで原因を探してくれますが見つからず、他の宿泊予定客が到着して受入れ開始となり、さらに慌てることに。
実に思い込みが問題を起こしていることに誰も気づかないまま経過していく時間。そして「東がついています」と発見されて問題解決。このホテルから徒歩5分くらいのホテルでした。大変ご迷惑をおかけしました。そして、ありがとうございました。
この現象を『認知バイアス*1』というそうです（使い方間違っていないといいけれど…）。
丁寧にお礼をしてからホテルを移動。チェックインをしてから、小生は、神田神社へと旅立つのです。1時間近くロスしましたが、授与所が開いている時間にはたどり着けるようです。
物事を成立させるのは、予定を遂行すると決めることだそうです。これは事細かに決めた行動ではなく、大きな枠組みにしておくことが要になるそうです。ゆとりを含めておくということで、多少なりとも発生するずれを吞むことができるからだそうです。
そして、それを成すのは、意志の力だそうです。今回は「行く」と決めていたわけですが、様々な邪魔？が入りました。途中で投げ出すには充分すぎる理由です。それでもたどり着けたのは「行く」と決めていたから、行けるための情報だけが視覚情報を含め入ってきてくれたからです。
人は見たい情報を、聞きたい情報だけを聞くことができる。と言う人もいますが、まさにそれです。意図するかどうかは別にして、目的をしっかりと決めることができるのなら、必要な情報も必要な協力も得ることができるということなのかもしれません。
神田明神は、有名な神社ですが、望まれていないと辿り着くことができないとも言われています。逆に言えば、参拝できる時点で「望まれて来た」ということに… それだけ辿り着けない人もいるということなのでしょう。例えば予約が入っているのに、体調を崩して一人だけ行けなかったりとか…
諸説ありますが、小生は『実に神様とは気紛れな酔っ払いです。悪気のない悪戯をさらりと行います』という話が好きです。神様が聖人君子である必要はなく、人間味溢れる部分があってもよいと思います。『仏の顔も三度まで』という話もそういう意味では好きです。
神田明神は、そんな悪戯な神様がいるような話（体験談）があるようです。越えられない試練は用意されないようですが、贈られた品（gift）によっては、へこたれる方もいるようですね。
神様のくれるギフトには色々なものがあります。良いものもあれば、嬉しくないものもあります。これ、祈願により溜まったモノをお裾分けしてくれているという話もあり、このお裾分けが時々質の悪いものが混ざっているとか…
この質の悪いものの処置は、処理できそうな人に持って帰ってもらうそうです。「お願い」という贈り物をして、「お裾分け」という贈り物をもらって帰るという中々の試練もちょっとした茶目っ気なのかもしれません。
ナビを使っているのに神社に辿り着けない。これもきっと茶目っ気一杯の悪戯なんかもしれません（笑）
なぜそんな話になるかといえば、２回目の神田神社へのアクセスなので、道のりはグーグル先生の案内で向かうのですが、この日に限っては誘惑が多いです。何となく道から逸れてしまう小生。おいしそうな食べ物屋さんやお洒落なカフェを見つけます。
今度partnerと来るのも悪くない。そんなことを思いつつ、昌平橋を渡って国道17号の方へと向かいます。17号線を上がっていくと『名酒センター』という日本酒推しの店を見つけます。何とも誘惑がわくのは、POＰの所為でもありますが飲み始めている人が目に留まったからです（笑）
この誘惑…負けてしまうと神田神社の授与所が閉まることに。ここはぐっと我慢をして神田神社の鳥居を目指します。といっても２分ほどの距離ですが…
参拝してから、いなりを買う予定の小生。時間いっぱいです。
髄神門を超えるとがらりと空気感が変わります。ふわりと身体を包み込むような空気感に戸惑いながら、まっすぐに拝殿へと向かいます。夕刻の拝殿に何組かの参拝者が並んで待っています。参拝しては、次の人と変わる様子を眺めつつ、小生も列の最後部に並んでみます。
3人で列を作っている方の後ろに単独で並ぶと、不思議なことに小生の後から一列になっていました。三列で並べとは何処にも書かれていませんが、拝所は広く一人で占拠するのはとても心苦しい気がします。でも、それも思し召し、ということで…
ちょっと広い拝所で小生は参拝させていただきます。
予定通り黄金いなりを購入して、ホテルへと戻っていきます。
小生には試練のようなgiftはありませんでしたが、この後、小生は夜の街での食事にありつけず、一人寂しくホテルの部屋でカップ麺を啜るのでした。
☆★☆最後までお付き合いいただきました皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。
感謝しております。踊った文字たちも喜んでいると思います。
読者が増えると小生が喜びます。
意見情報をいただけますと小生が成長できます。よろしくお願いします。
*1:自分の思い込みや周囲の環境などによって無意識のうちに合理的ではない判断をしてしまう心理現象。 思い込みを持っていると、ほかにどのような情報があっても最初の考えを支持する情報ばかりが目に付くさま。
