狭井神社の参拝を終え、市杵島姫神社の前を素通り…とはいかないのは、様々なことで小生の関わりに「弁財さん」なるものがいると言われているからかもしれません。参拝には少し距離のある道で足を止めて、ペコリと挨拶だけをしていきます。
心流紀行
鳥居を抜けて一度振り返り、会釈をしてから帰路に…ふと右手に見える池に誘われるように側道らしき道へと入っていきます。そちらに進むと大神神社の参道からは外れていきます。何歩か進んだところでふと振り返り、山辺の道を奥に進んでいくことに。
その先に檜原神社があります。万葉集などで数多く詠われる「三輪の檜原」です。此処には天照大神が祀られています。
天照大御神は、八百万の神々で最高位に位置しています。伊弉諾の左目から生まれた。その後、天上世界を治める太陽を司る女神となりますが、素戔嗚の乱暴さに辟易して岩戸に隠れてしまった神様です。此処に弁財さんとの繋がりがあります。こちらも諸説ありますが、楽しい宴の演出をした女神様が弁財さんとか…相手を楽しませるために自分も本気で楽しむ。その為に衣が肌けても気にも止めずに舞い続けたという話でが、裸婦弁財天へと繋がったとか…
余談は置いておくとして、伊勢神宮の内宮を代表として全国に祀られています。日本で最も重要な神様の一柱として、あらゆる願いを聞き届けるとし、所願成就の神様として知られています。伊勢神宮に参拝に行く人が多いのは、この万能性かもしれません。
この先に率川神社がありますが、この日は檜原神社で撤収です。
※面白そうだったので…後で読んでみようかな？な情報です
池を右手に進んでいくと小さな神社がいくつかあります。久延彦神社もその一つです。知恵の神様ですので通りすがり参拝をしていきます。
道は普通の住宅街のようになり、ポツポツとお店が出てきます。小生の印象的には甘味処中心という感じです。そして麺が印象に残ります。三輪素麺です。うどんやそばのようなトッピングの煮麺も魅力的です。タイミングのこともあり、道の途中で食事はしていませんが…
おだまさ杉を眺めてから鳥居の方へと向かいます。シャトルバス乗り場の辺りに出ることができます。此処にあるお土産やさん？で三輪素麺の節子を購入します。結構な量が入って500円というお得なものですが、下（町）へ下るにつれて量が半分になり、価格が同じという現象を見ることができます（笑）
この節子、お味噌汁やお吸い物にポンと入れるだけでOKです。お酒の肴にはトースターで焼くだけも美味しくいただけます。
鳥居の前で三輪明神の方へと向き直しお礼を述べてから、山を降りていきます。といってもなだらかな下り坂なだけですが…
小生は地酒を扱っているお酒屋さん*1に立ち寄り、partnerは寒空の中でソフトクリームを購入しています。って、この方、何処に行ってもソフトクリームを食べているような気が…
美味しそうな表情が、幸せそうな表情を見ていると小生も幸せになれます。
少し進むと恵比寿社の案内が出てきます。警備員さんが出ているので人気スポットであることが伺えます。どうする？とpartnerに確認すると「またに」と。人混みの中に態々と突入するのはというところです。そもそも混む前の時間帯に来ているのに…
当初の予定通り、三輪素麺を食べて帰ることにします。
※ 楽しかったです。釜も飯もおいしかったです。
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