京都ゑびす神社を後に、摩利支天堂に立ち寄ります。その後、松が崎大黒天へと足を向けます。本日の行程では東寺(毘沙門天)までです。引き続き2023年1月9日京都プチ旅にお付き合いください。
京都最古都七福神
七福神詣は近場が多いのですが、この最古都七福神は、それぞれの場所に結構な距離があります。最初の朱印をいただく際に、簡単な略地図をいただけますが、回れそうと思うのは…Google MAPなどで時間は確認しましょう。
摩利支天堂
摩利支天は仏法を護る善神として禅宗では大切にされています。七頭の猪の上に座しているその姿から境内には多くの狛亥が祀られています。古来より開運勝利のご利益、また亥歳生まれの方には守り神として深く信仰されています。
松ヶ崎大黒天(妙円寺)
京都洛内北の奥地、五山送り火「法」の山の中腹にある日蓮宗寺院です。風光明媚な場所にあり、四季折々の景色を楽しめます。
※後で読んでみようかな…と
心流紀行
縁というのは不思議なものです。今回一緒しているオネェさんが興味を示さなければ、摩利支天堂から大阪へと戻る予定でした。普段はお店をしている方なので、お昼には戻らないといけないという感じで、定休日に一緒する感じだったのですが、今回は呼ばれるものがあるとこちらの予定に合わせてくれました。
彼女の旅にも、新しい縁と発見、学びがあるのだと感じます。それについては詳しくは聞きませんが(笑) 話したくなった時に聞こえてくる、と。こういう旅での分かち合いはそういう形で有るべきだとこの辺りから確固なるものに成っている気がします。
日本五大辨財天巡りをして以降、詣る方法は人それぞれだと気付く事になりました。
全ての拝殿に回る人。急に足を止める人。対話を楽しむように佇む人。挨拶だけの人にお礼だけの人、と様々な参拝方法を見てくることができました。そもそも、partnerと小生でさえ手法は全く違います。お互いに無宗派的なのですが…
特に小生は、2022年までの旅で勝手に身に馴染んだ方法で参拝しています。それが縁深く、思量深く、変化をもたらしてくれているのだと、いまは振り返ることができます。
ゑびす神社から、車までは3分程度。帰りは何処を抜けようかと思いつつ、まだ人が集まる時間でもなく、屋台の準備をする人の数が増えています。境内で「人気大寄せ」を販売していた方の話では、早くて10時頃から稼働する屋台が多いとかですが、まだ9時過ぎの時間、買い喰いの時間には早いようです。
とりあえず、禅居庵に立ち寄り、摩利支天堂までに狛犬ならぬ狛猪がたくさんいます。この摩利支天堂は、出入りが3方からできます。ひとつは禅居庵としての正面? ひとつはえびす神社側の通りから、こちらは摩利支天堂の入り口ぽさがありますがたぶん横だと。もう一つが八坂通り側からの入り口。摩利支天堂が真正面になるので、こちらが正しい表門という感じでしょうか。
朱印をいただくときに、ゆとりがあればお話をしてくれるので色々と聞くのも有りですね。こちらも、この日のこの時間帯は少しゆっくり目です。ここではいろいろな体験ができるようなので、時間を作って禅をするのも良いかもしれませんね。
本来は、建仁寺の本尊からお詣りをしておくべきなのですが、参拝しているときは此処が寺の一角であることに全く気が付かず(苦笑)摩利支天堂だけを満喫していました。折角知ったので、予約が取れたら、禅も含めて建仁寺を参拝してみようかな…と。
大和大路通を抜けてというよりは一方通行の所為ですが…団栗通りまで慎重に進み、川端通りを約15分、、道なりに進んだ先に大黒天を祀る妙円寺があります。石鳥居があるのですぐにわかりますが、駐車場を探してうろうろとすることに。
近くに2つほどコインパーキングがありましたのでそこに停めます(石鳥居をくぐって寺の駐車場にも行けます)。あとは歩いて上がっていくだけです。何故かお連れさんが笹をもって降りたので、声を掛けると「折角だから(人気大寄せ)の宿っていない子に宿ってもらおうと思って」と。
そういえば「十日えびす」で笹(一説には戎さんの持つ竿に見立てているとか)につけてもらう縁起物ですが、巫女さんが笹に付け参拝の時に神様が宿ってくれるという説もありますね。商売繁盛の祈願をされる方はこの辺の神事は大切に順番を守っているとか。熊手の方にも、賑やかな祭り騒ぎに集まってきた神様が入りこむとかいうのもありますね。その所為かどうかは知りませんが、境内で笹、外で熊手と。
話が逸れましたが、縁起物には何も宿っていなくて、神様への挨拶(参拝)で開いている席(縁起物)の中に住んでくれる、という話ですね。
partnerも「それも良いね」と笹もって参道を上がっていきます。
石鳥居から妙円寺までは10分ほどです。のんびりと緩やかな坂を上り参拝します。大黒殿から絵馬堂の前をとおって、本堂へと思っていたのは大黒堂。何故こんな勘違いが発生するのか…単純に手前に大黒殿があったからです。
すっかり本尊が大黒天だ!と参拝。
不思議な場所です。五山の送り火の山ということもあるのか、空気感が少し違います。町のお寺という場所なのですが、不思議なほどに静かな場所です。だからと言って人が来ていないわけではなく、駐車場から社務所へと向かう人は多数です。正月の七福神巡りは、盛んですね(笑)
個人的な感覚ですが、関西は比較的年中対応してくれますが、関東では、決まった時期だけというのが王道の様です。
こちらの大黒さんは、京都の子丑の方角 ( 表鬼門 ) にお祀りされています。京都鬼門守護の福の神であり、ひろく平等に深く愛し、幸せの姿にみちた「寿福円満 開運招福 商売繁盛」ご守護の大黒さまとして知られています。
撫で大黒さんもいるので是非に触ってください(笑)
心落ち着くものがあります。
この時間は心穏やかにする時間のようです。小生的にはセカンドキャリが動き出した船出の時期なので、それはそれで意味があったのでしょう。
朱印をお受けして、東寺へと向かいます。帰り道にもう一つ七福神があったからですが、小生、東寺にはちょこちょこ行っていましたが、都七福神とは知りませんでした。
(【京都】東寺につづく)
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