女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【京都】東寺

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2023年1月9日に最後に立ち寄ったのは東寺です。ここには訪れる機会が多くあります。会議の宿泊地がこの近くであったりとか…という理由が多いですね。朝の時間(8:00~9:00)を過ごすというだけですが、良い散歩になります。

当然お仕事で来ているときはお堂の全てをのんびりと見て回るというモノではなく、境内を散歩して、参拝する程度です。ということで知らないことの方が多い東寺です。

東寺

京都市南区九条町の国宝や名宝を有する世界遺産真言宗総本山の寺院です。本尊を薬師如来真言宗の根本道場であり、教王護国寺とも呼ばれているそうです。本尊である十一面観音は洛陽三十三所観音霊場第23番札所でもあるそうです。

都七福神毘沙門天の鎮座する場所でもあります。境内は広く様々なお堂がありますのでゆったりと見て回ることがお薦めです。

心流紀行

東寺までは車で30分ほどの距離です。氣のせいか、車内の空気は重く圧し掛かるような感じがあります。といっても重苦しいものではなく、溢れるようなパワーが行き場を失っているような感じです。

考えてみればお迎え入れした『人気大寄せ』の人形さんたちは、戎さんに、摩利支天さんに、大黒さんにとご挨拶して分け御霊を入れていただいているのですからそうなるのかもしれません。とスピリチュアルな表現を込めてみましたが(笑)

実質的に感じるのは、小生が元気になっているという感覚です。寝たわけでも、ご飯を食べたわけでもなく、ただ元気になっている。そういう感じです。正直なところ、この日の運転は気を使っての運転で予定よりも疲れを感じていました。まぁ人混みの中を車を入れていくのですから気を使わない方が危ないです。

それは兎も角として、東寺の駐車場は大きいので入れやすいです。小生はとりあえず慶賀門を入ってすぐの空きスペースに車を止めます。右手前方に奇麗な建物(トイレ)が見えますのでそれの近くに停めます。

ここからは三々五々お参りしていくことになります。一緒にワイワイガヤガヤ見てまわれるメンツは存在していません。どちら様も我が道を行くタイプです。

全然関係ありませんが、世紀が変わり、龍の時代から鳳凰の時代へと移り替わったという話があります。集団から個の時代への移り変わりということでしたが、まさにそれを地で行っている感じです。多分二人ともそういう話には疎いほうだと思います。

時代の移り変わり、生きにくい世界が生きやすい世界へと変わっていくことを体感した人は少なくないように思えます。かくいう小生もその一人だと、ふと思います。

一つの仕事を続けることで多くの柵が纏わりついていました。組織の成員として、組織を守るために行動をすることも、社員を守るために行動することもありました。良いとか悪いとかではなく、必要に応じて行ってきたそれらは時間の経過の中でゆがみをもつものかもしれません。

歴史が物語る宗教戦争もそんなゆがみの中で生まれ、遺恨と禍根を残すものへとなっていたのだと感じます。どちらにも正義があり、どちらにも相いれないものがあり、どちらにも捨てたくないものが存在していたからこそ、終わりの見えない対立は暴力へとつながっていったのかもしれません。

周りを見渡せば、何もできない団塊の世代ほど老害のように周りを振り回しているようです。過去の栄光にしがみつくことでしか自分が主張できなくなるのは実にさもしいものです。

理路整然と思いを口にすることのできる人の素晴らしさを見ていると、集団として、それを守ることの意味が失われていきます。組織を守ろうとしたところで、組織を構成する一人一人が勝手をいう時代に移り変わっていくのを目の当たりにして、前世代的な小生の仕事の時間に終わりを感じます。

好き勝手な主張をしたい人が集まる中で、そういう老害に別れを告げるのにちょうどよい機会が訪れ…コロナ禍というもので予定より3年ほど足ふみしましたが(苦笑)、小生は紆余曲折の末にポンと飛んでみることを選びました。

不思議なもので、その様々な露払いの中で小生は自由に仕事をさせてもらえています。もちろん組織の成員としての立場もあるのでルールに則ってするものです。維持する側から成員になることの気楽さを味わいつつ、笑ってできる仕事のすばらしさを実感しています。

不思議な場所です。この日、この場所に、このメンツで来ているから気付けることがあります。気が付けば一人ぽつんとなります。とりあえず、食堂に向かいます。食堂と言っても食事ができるわけではありません。十一面観音菩薩がおられます。そして、東寺の朱印がいただけるところです。9種類です。人が多いときは、列の並び直しが求められています。

東寺11面観音像

さすがに1月初頭、なので長蛇の列。一度に5朱印しかお受けすることができないとのことで並びなおしが求められていました。偶然ですがpartnerは9種類お受けするということで並びなおしを検討していましたが、偶然にも小生の番がpartnerの次に当たったことでそのままお受けすることがかないました。小生は一つだけだったので。

御朱印を受けたら帰るのではなく、つながった神様に挨拶に行きます。って結構な運動です。のんびりと見て回る感じがお勧めです。ただ時間が足りないという方は、御影堂北側の弘法大師さん、東寺ご本尊の金堂に安置されている薬師如来さん、大日堂の大日如来さんの3ヶ所にご挨拶にいくだけでもば大丈夫です。

小生は毘沙門堂に向かいます。七福神巡りできているので(笑)

不意にpartnerが現れ寄り添いながら毘沙門堂に一緒します。自由な割に、小生がたどり着く場所にふらりと現れてくれます。優しい笑顔を添えてくれて、のんびりとその場所に辿り着いてくれます。

何かが変わるとき、この人はいつも傍にいてくれるようです。先ほど並んでいるときに眺めていた観音像の柔らかな表情に似た微笑で。

そして毘沙門天の何処か柔らかな眼差しを感じながら本日の参拝は終わりを迎えます。怖い顔をしているはずなのに不思議な感覚です。

 

 

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