女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【東京神田】風の吹くままにぶらっと 2

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何となく頭の中がニュートラルになったので、仕事のことは一時的に忘れることにして、ホテルに戻らずに…まだチェックインまでゆとりがあるので、別のところをGoogle先生に訪ねて…30分ほどの距離。

ホテル周辺で時間をつぶすにも、小生の知る範囲の神田は飲み屋さんが中心。昼のみはできますが…というわけで弁財天と示される場所へ行くことにした、神田ぶらっと(その2)です。

※例によって例のごとく写真を掲載するとこの一行は消えます。掲載まで少しお待ちください。

心城院

安楽寺から来た道を戻り…他の道を行きたいところですが…おいしいそうな居酒屋さんを横目に水天宮通りを秋葉原に向かって歩いていきます。駅脇を抜けて、神田明神に向かう道へと進んでいきます。で不意に道がそれていきます。

少し行くと「学問のみち」というのぼりが出てきます。それを進んでいくと観音霊場ののぼりも混ざります。「この先行き止まり」という立看を見て進んでいきます。

住宅地に紛れる仏閣はこじんまりとしています。こちらも観音霊場の一つですが、住職さんがお出かけ中ということで観音さんはみることができませんでした。…絶対秘仏とされているので見ることはかないません。

敷地入り口の右手に池があります。亀を放しに来る人が多いようで困っているようです。生き物を飼うと決めたら看取るまで責任を持つようにしましょう。

それはさておき、こちらのお寺も神仏分離令に振り回されたところです。ただ時代に翻弄される一方で「江戸の大火」「関東大震災」「東京大空襲」などの災いに遭うことなく法灯を伝えてきたそうです。それでも老朽化には…

江戸名水のひとつですが、それよりも関東大震災の時に日案してきた人々の命を紡いだ唯一の水であることを忘れないようにしないといけません。

この場所に、宝珠弁財天の元に辿り着けたことに感謝です。放生池弁財天も呼ばれるこの場所には、水琴があります。耳を澄ましきくことで心穏やかな時間が訪れます。

湯島天満宮

折角なので神社ぽい階段を上がっていきます。置いているのぼりは、「学問の道」というものなので実際に上にあるモノが何かはわかりません。小生の持っている情報は看板に書かれた『男坂』という名前の階段であるということ。

東京23区は坂が多いと聞きます。結構ハードな坂の印象。とはいえ、来た道を戻るという行為を何となく避けることにして。どうせ使う時間なら新しい発見のある可能性を…ということで上がっていきます。

階段(男坂)の上にあったのは湯島天満宮。案内も確認して、間違いなく弁財天には関係のない神社でした。それはそれで縁なので、本殿にしれっと向かってご挨拶を。

神社の会館では結婚式が行われていた模様です。幸せ一杯の、それでいて何処か照れくさそうな笑顔を見せながら、白無垢姿の新婦が写真撮影をしています。それを傍で見守る新郎の優しい眼差しの初々しさが眺めているこちらもほっこりとさせてくれます。

挙式に巡り合うのは一つの縁です。末長い幸せを一緒に祈願して、エネルギーを少し分けてもらいます。ありがとうございます。

余談込みですが…心流紀行

小生はアメリカで結婚式を挙げました。結婚に辿り着くまで様々な思いに触れました。小生の想いはブレることなくひとつでしたが、周りの人たちには、それぞれに大切な人に対する想いをあります。それは大切な人に向けられた想い。小生のパートナーは、想いに機微なタイプです。良いにつけ、悪いにつけ、影響を受けます。

結婚は言葉にすれば簡単かもしれません。でも、そこにある想いは複雑です。

自分に向けられた真摯な想いをどう受け取るのか。小生にとっても、パートナーにとっても考える必要はあります。考える時間の長短ではなく、浅慮な考えになっていない確信が持てるだけ熟考することが必要になります。お互いが互いの人生に影響を与える関係になるのだから。

そんな時間を互いに挟んで、オーランドの地で結婚式をすることにしました。

その挙式で小生たちは素敵な牧師夫妻に出会うことができました。頂いた言葉も素敵でした。挙式に携わってくれる多くの方も色々と教えてくれます。

そのひとつに挙式に鉢合わせすることを“lucky event day"というそうです。幸運を分けてくれている日だそうです。

アメリカ現地時間6時過ぎ。ホテルスタッフも、ゲストも、足を止めて“コングラッチレーション“と声をかけ、拍手してくれます。照れくさいセレモニーですが、挙式が終わるまで続けられます。二人の家族だけの小さな挙式、祝福に駆けつける身内がいない挙式が、華やかな色と音と香に染められていきます。

幸せは自分だけのものにしないこと。一緒に祝うことで、幸せのエネルギーは循環し、巡り巡って幸せが増えていくと牧師様の奥様が説明してくれました。

一際、沢山の奇跡が織り込まれた挙式を一緒に過ごせて幸せです、と。

この日以降、小生は、挙式に遭遇するとその回りに感謝します。そして、無関係ですが、幸せな時間が末長く続くことを一緒に、神様や仏様に願うことにしています。

偶々、たどり着いた湯島天満宮。平日の金曜日に、平日の昼間に出会えた奇蹟に感謝です。そして、この二人の初々しさに、パートナーと過ごし始めた頃のウキウキとワクワクを思い返せた瞬間に感謝です。

人は慣れにより、持っていた気持ちを忘れるのかも知れません。失わなくても思い出さないその想いは、気がついた時に、あの頃と色褪せない想いとして戻ってきてくれるようです。

その気付きが、気を氣へと変化させ、あなた自身を輝かせる「輝」を放つようになるそうです。

今宵の女神様は、きっと「思い出さないと」と微笑みを添えて教えてくれたのでしょう。このあと、もう一か所めぐってからパートナーと合流します。

神社仏閣で巡り合う挙式、その奇跡に本当に感謝です。二人を包む幸せなエネルギーも、二人を祝うエネルギーも暖かな循環として広がっていきます。自然と微笑む時間に感謝しかでません。

(東京神田〜風の吹くままにぶらっと 3につづく)

 

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