女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【岡山県】サムハラ神社奥の院

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大阪にあるサムハラ神社が結構有名ですが、大阪市西区にある神社を訪ねると奥の院の場所がわかります。神様に呼ばれないと辿り着くことができないといわれるサムハラ神社です。ネット全盛のいまでさえ、辿り着けない方がいるといわれる神秘な場所です。どこで情報を見聞きして辿り着くことができるのか…それはその人の運のようです。

何せ、今回紹介する奥の院は、偶然に辿り着いた場所です。それから3年ほど、驚くことにいまでは看板が結構出ていて辿り着けない人の方が稀のようです。「行こう」「知った」等の情報を得ている場合に関してはですが…

サムハラ神社奥の院

「サムハラ」というのは、この宇宙の森羅万象を創造した「造化三神」と言われる天御中主大神、高産巣日大神(高皇産霊大神)、神産巣日大神(神皇産霊大神)の総称でサムハラ大神と称されていることに由来するそうです。
この世を造った神様と言うと、伊邪那岐命伊邪那美命天照大神の名を思い浮かべる方が多いですが、サムハラ大神はこうした神々にとっても親神にあたる存在、神様をも創造したまさに宇宙の根源的な存在とされています。
その発祥の地ということですが…

心流紀行

岡山県美作市に訪れるようになったのは、知り合った人の誘いによってです。毎年訪れる蛍の季節、2023年6月9日に楽しんだ後で、サムハラ神社へと参拝します。毎回、朝早くに旅立つ小生たちを送り出してくれるMrTに感謝です。

美作市を早朝に出発して約1時間の行程で津山市加茂という地区へと向かいます。途中で腹ごしらえの為にコンビニに寄りたいのですが、途中まで隣の家は車で5分という感じの地区を抜けていきますので、なかなかにお店がありません。

そして毎回、ナビが寸前で変な道を示します。初めての時は、車で上がれるのか不安な畑の農道を走ることにドキドキとしましたが、今回は入り口になる鳥居が見つかりません。何となくの感覚で見たことあるものを頼りに石の鳥居をくぐって山を上がっていきます。道を間違えると一緒にある金毘羅神社の駐車場にたどり着くことになります。

併設されている神社なのでそこからでも行けます。…が長い階段を上りたくない!という方はサムハラ神社の駐車場を目指すことがお勧めです。

何度来ても、何かしらの邪魔をされるのですが…今回も無事にたどり着くことができます。一度山に入れば辿り着くことができるのですが、いろいろな方が情報で上げている看板を小生は帰りにしか見たことがありません。

多少の苦労は、神様と会うための修行としてありです。ということにして…

 

サムハラ神社側の駐車場に車を止めて、参道を上がっていきます。少し緩やかな斜面を上がっていくという感じになります。時間にして15分ほど。そこそこ息が上がります。

サムハラ神社は再建されたこともあり綺麗です。元々の神社を見れていませんが、こういうことも含めて「神に呼ばれなければ辿り着くことのできない」ということなのかもしれません。

サムハラという刻文字は古代朝鮮後の「いきなさい」という意味を持つそうです。

「いきなさい」という言葉には(日本語に直してたために…)様々な意味があるようです。現世を「生きなさい」、次世界に「逝きなさい(再生の意味)」と諸説あるようですがこの手の話は好きです。

 

此処、金毘羅神社もサムハラ神社も宮司さんが通常不在の場所です。事前に相談すれば日付を調整してきてくれるそうですが、地方の神社では兼務社というのは珍しくないので祈祷や朱印などの問い合わせはしておく方がよさそうです。

と、相も変わらずに話が逸れているので…

 

サムハラ神社は、元々は岡山美作(いまは津山市です)の小さな祠の荒廃を嘆き再興したのが起源とされています。戦争でどうなったかは不知ですが、戦後、大阪の豊国神社の横に自費建設され、西区へと移り、岡山が奥の院が発祥の地となっています。が、実際の奥の院は此処ではないという話も…

こちらの神社は参拝に訪れる人のために建築された、という話です。ただ、この山の中に元々の祠があるそうで、神域には変わらないようです。いわゆる拝殿のような役割なのでしょう。

ということで、参拝をしてから、金毘羅神社に足を向けます。

距離にして徒歩5分ほどです。縁があれば宮司さんがきていて本殿が解放されることもあります。前回に来た時には、宮司さんがおられて、お話と朱印をいただいて、本殿参拝をさせていただきましたが、毎回そういうタイミングにあたるわけもなく、本日は本殿前での参拝です。

時間がある時はその奥に展望もありますのでそこから岡山の街並みを眺めるのもいい感じです。小生は高所恐怖につき一度しか行っていません。

 

このサムハラ神社奥の院は本当に不思議な場所です。サムハラ社は鳥居をくぐり坂を下ったあたりで空気が変わります。勝手な感覚ですが、2~3度程度上がる感じです。言い方が適切かどうかは別にして、金毘羅社の方が温かい感じです。高さにして2メートルほどしかかわりませんが…

纏う感覚も洗練された感じから抱きとめるような感じに変わります。

ここでは嫌な出来事がそぎ落とされていきます。色々と思い悩んでいるというよりも、色々とか抱えてていたのだろう感覚が解放されていくように、自分の中がクリアになっていく感覚が研ぎ澄まされていきます。思考の中に残っている様々な物事が、対処すべきモノ、放置するモノ、処理するモノに分かれ、優先順位が付けられていき、いまという時間から解き放たれていきます。

放置することに抵抗を感じる瞬間も… でもよく考えれば、焦ったところでその場所で解決できる問題でもないことに気付けば、心穏やかな時に身を委ねていることに氣が付きます。

 

金毘羅社を後にします。そして鳥居を間にサムハラ社に一礼をして駐車場に向かいます。

 

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