二宮神社の参拝を終えて
というよりは
辿り着いてすぐに気付いた看板
『港神戸守護神 厄除八社』と
書かれたそれに並ぶ八社の名前…
軽く食事をして過ごすにも
軽く呑んで過ごすのも
実に時間的には手に余す時間。
これも何かの縁か… と
ふと市杵島姫命の名前に目が留まります。
知らないままに招かれた龍神のいる神社
そこには辨財天の姿も求めてしまう小生は
近くならばと住所をか確認し
三ノ宮駅との往復を図ります 笑
神社の考え方？でまちまちですが
神仏習合における辨財天は
宗像三女神とする処と
次女である市杵島姫命とする処があるようです。
能力的な？役割的な？部分では
宗像三女神でも足りないような感じですが
サラスヴァティさんの役割は…
もちろん小生の勝手な解釈です（きっぱり）
ということで時間が少しあるので
阪急電車で移動です。
四宮神社
四宮神社の祭神は市杵島姫命です。
鬼門鎮護・水の神・財宝神・厄除の守護神で
特に文学芸能の神として広く信仰を集めています。
花隈芸者の守り神でもあるそうです。
他の神戸八社と印象が違うのは
14階建マンションを新築した関係で
近代的になっているせいかもしれません。
心流紀行
二宮神社からは
一宮神社や三宮神社経をする方法もありますが
時間の関係で電車での移動を選択しました。
興味のある方は
一宮から順に八宮まで徒歩で回ることができます。
所用時間3時間程だそうです。
結構、一から順に回る方が多いそうです。
一宮神社の方へと出て道路沿いに四宮神社に向かうか
考えてしまうのは
三宮駅までの道中を長く感じるからです。
観光には関係が無いだろう商店街は
シャッターが閉まっているせいもあって
少しと言わずに物寂しい雰囲気があります。
ただ活気を取り戻そうとしているポスターは
素直に応援したくなります。
時代の流れというのもあってか
三宮駅の周辺、線路のラインから離れると
寂れていっているようです。
この辺りも阪神大震災の被害の出た地区だけに
復興にかけられた情熱と尽力は
努力と人力とともに計り知れないものがあります。
小生はその頃仕事で支援に来ていた側で
震災以前の街並みを知りませんが…
あの町がここまで
復興していることをうれしく感じています。
それでも時の流れは幾つかの町を
復興のモニュメントだけの人の集わない場所へと
確かに押し流していっている現実があります。
きっと 金華山へと足を延ばしてきたから
余計にそういうことを感じるのかもしれませんが…
そんな事を考えているうちに駅に辿り着き
一駅、『県庁前』駅へと向かいます。
乗るタイミングにもよるのでしょうが
他にお客様もいなくて 貸し切り車両での移動です。
駅から神社まではすぐです。
近代的な社務所と本殿は新旧が
うまく絡み合うように存在しています。
四宮神社はこじんまりとした印象を受けます。
階段を上がり鳥居をくぐると
すぐに拝殿があるので素直に…
参拝しかけてから
手水舎を探しての仕切り直し 笑
拝殿で挨拶をしてから
稲荷神社と八幡神社に
そして芸能塚なるもの。
この四宮神社は正確な情報かどうかは別にして
※そこまで調べ切れていません 苦笑
花隈城（諸説あり）の
鬼門鎮護の神としても信仰されているようです。
個人的には
このblogもそうですし
文字を書くことが好きですので
芸能な才を 財へと後押ししてくれる存在との
巡り合わせに感謝を
そして この日に飲み会を企画してくれた幹事に
それはさておき
文学芸術の神という言葉には
どうしても惹かれます。
小生の稚拙な文字遊びも少しは上達することを
願いたいところですが
そこは見守られ育てられていることに
神恩感謝の意をもって参拝してから
これからも手助けを言付けることにします。
この四宮神社は不思議な空間です。
拝殿の方を見ているとしっかりと神社です。
社務所のある部分が
マンションになっているせいか
新旧入り混じったうえでの調和のある場所です。
ビルの谷間にあることで
暑いはずなのに心地好く体を癒してくれます。
何かの存在はかくあるべきか…
そんな事を ふと感じます。
疲れたときにふと一息をつける居場所のような
そんな故郷感がたまらなく良いなと感じます。
さて…三宮駅に戻ります 笑
【2023年08月11日 神戸紀行】
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