予期せぬ足止め
連理の杉に見惚れる時間
というものが存在して
奥の宮に一歩踏み込んだところで
前回が終わっているので
その続きを…
貴船神社
奥宮は最初に
貴船神社本宮が
建造された場所です
心流紀行
連理の杉の御社に挨拶をして
奥宮へと向かっていきます
結構な距離があります 笑
きっと
この辺りに本殿があったのだろう
と勝手に思いながら…
悠久の時の中に
迷い込んだような錯覚が
時間の流れをゆっくりに
変えていくのを感じます
昔の神社の境内図を
見ていないので
何とも言えないのですが…
多分に小生が足を止めた場所が
本殿があった気がします 笑
開けた空間
此処には拝殿が存在し
その先に本殿
そして奥宮が
一目では見えないように
そんな配置があったのでは…
奥の宮は
龍穴の上に存在しています
力を送り出す場所…
そういえば
龍は空にいるような表現が
されていることが多いと思います
小生的にしっくりするのは
大地なのですが…
そんな感覚もあって
水を司る神が龍神とされるのを
素直に聞き入れるのですが
……余談です 苦笑
周囲からは若干湿度の高い地
貴船川からの水気も癒しに感じます
そんな地に
貴船神社が建てられたのは…
5世紀初めの頃
玉依姫が黄船に乗って
浪速から淀川、鴨川、貴船川を
遡り上陸したこの地で
水神を祀る祠を営み始めたからとか
つまり祠を営む玉依姫を
見守り護るために貴船神社は建てられた？
と ふと笑い話用に頭によぎります
史実上 どうなっているのかは
解りませんが 当初は黄金色の船にあやかり
黄船神社とされた とかいう説も
いつの時にも歴史にはロマンが似合います
貴船神社奥宮は不思議な感じです
最初に来た時には
何かの読み物から得た知識を頼り
奥宮本殿横の
黄船の伝承にまつわる船形石から
積み囲んだ小石を持ち帰ると
航海安全 そして
大漁祈願のご利益を得ることができる とか
人というのは面白く言葉を切り替えます
日常的にお守りのように持ち歩いていると
旅路の無事と商売繁盛のご利益がある とか
この石を財布に入れておくと
お財布から出ていたお金が戻ってくる とか
なかなかに楽しい話が転がっています 笑
小生も小さな石を持ち帰り
お賽銭用のケースにいれています
※小生は何かの縁で聞いた金銀銅の
基本硬貨16円をお賽銭にしています
効果があるかはわかりませんが
縁あって廻らせていただく時に
お賽銭がたりなぁ～い ということは
起きていません 笑 効果あり？
屋形石にご挨拶をしてから
拝殿からご挨拶を…
ってそのあと直接ご挨拶できるのですが
龍穴に近付いて
神気を身に浴びて
少し深呼吸などを…
ふわっと体が軽くなるような気がします
ただ
内側から一気に冷気が広がっていくような
不思議な感覚…
極寒の時期に不用意に深呼吸して
呼吸がつらくなるようなそんな感覚に
慌てて
呼吸をゆっくりに細く長く意識します
何処かで
欲張っていたのかもしれません
焦らずに
自分のペースで
と伝えられた気がします
人には分があり
相応のことをする必要があります
過剰な行動は
身を亡ぼすことに繋がり
虚勢は
常自信を亡ぼす何かと一体です
真摯に 謙虚に そして 正直に
身の丈を示し
身の丈を超える部分を
素直に助けてもらうことが
そして
助けてもあれば
その人の手柄をキチンと
示していく事が大切だと
これまでの時間が教えてくれています
身の丈にあった
行動を丁寧にすることは
きっと生活のあらゆる面で
生きてくるものだと
半世紀も過ぎて再確認します
少しの邂逅の時間
少しお腹一杯になったので
奥宮をあとに
結社…中宮へと足を向けます 笑
partnerときているのですが
ただいまひとり旅です 苦笑
待ってあげなさい！
と思われていそうです
【2023年8月26日の旅 その4へ続く】
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感謝しております。
踊った文字たちも喜んでいると思います。
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