女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【雑記】龍の水と戯れる

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呑み歩き紀行〜龍力episode2

小生はお酒が好きです。日本酒という意味の…特に地酒を好みます。もちろん口に合う合わないというものは存在します。何よりも多すぎて、何を飲めばいいのかわからなくなります。そんな折に、とある人がスコッチをロックで飲みながら教えてくれました。

迷うのなら端から順に飲めばいい。量が多いのなら好きな言葉から選べばいい。色で、香りでも、「ん?」と感じるものを手に取ればいい。若いうちは、色、味、雰囲気を店員に告げるのもひとつの手だ、と。

そして「日本酒に辿り着いたのなら、お前は龍を飲めばいい」と。

もう何十年前のことですが…それから、日本酒を飲む機会があれば…最近は地方の酒を置いているお店が増えてきたので銘柄を選ぶのも大変になってきましたが…お品書きの中から「龍」の文字を探すようになりました。お酒との巡り合い、これもひとつの縁です。行った先で楽しむひとつの指標です。

そんなふうに思っていたので意識したことはありませんでしたが、今年に入り、ふと入ったで『episode2 龍力』というお酒に会いました。店主は日本酒好きらしく、少し蘊蓄を聞かせてもらいながら、「episode1は手に入らなかったんですよね」という話を聞きます。

龍力の方は知っているお酒ですが、episodeは不知のお酒でした。それでも縁があり、口にすることになります。まだ開封されていないそれを、折角だから、と開封してくれます。

グラス酒。少し口を濯ぐように水が添えられる心遣いに感謝をし、口内をフラットな状態へとしてからグラスに口を近付けていきます(犬食いはダメと言われて育ってはいますが…)。軽くキスをするような感じで、口を潤していくと、ふわっと香りが広がっていきます。好きな味わいです。

episodeとの初邂逅はそんな感じです。来年(2024年)はepisode1から順に呑んでいきたいな。と思いつつ、味わいを楽しみます。同じお酒をお代わりするのもいいのでしょうが、小生の年齢では飲める量はしれています。折角、色々な酒蔵が色々なお酒を世に送り出し、様々な飲み屋さんが自分の舌で確認して提供してくれる奇跡の数は…きっとお酒を代えていっても追い付かないでしょう。別のお酒も楽しみます。ここで用意されていた日本酒は4種類。美味しいお酒と創作料理を楽しむ時間をpartnerと…

小生にとって人と過ごす時間は様々な学びを齎してくれます。そこで生まれす繋がりも、そこでの会話も、世界を広げたり掘り下げたりしてくれます。その出会いに本当に感謝です、と紀行文ぽくないので少し紀行に押し戻して(苦笑)

2023年4月14日のぶらり

この日は…特別なことが何もない普通の日です。仕事を終え、パートナーと待合わせた場所が大阪の東側の地区(大阪城を起点にしてですが…)に位置する京橋という地区。大阪ではターミナル駅の一つです。が、東京にも神戸にも同じ名前の場所があります。少し雑多な感じの下町というのがしっくりくるかもしれません。

JR京橋駅を中心にして、4つの地区に何となく分かれています。北東の地区には飲食店が多く存在し、北西には大人なお店がちらほら、南東にはレトロな店並みに様々な店がひしめき合っています。南西は…よく知っている方と行かれるのが良いかと…

大阪にある繁華街の一つではありますが、有名なミナミやキタとは違い独特の空気があります。個人的な感覚では、東京の新橋、その裏路地風という感じでしょうか(笑)上品さというのとは皆無な賑わいがここには確かにあります。

何というか元気な町です。

コロナ禍にあっても、試行錯誤に、あの手この手で頑張っている店舗がありました。それでもコロナ禍がもたらした飲食店の悲劇?に足掻らいきれなかった店がでます。小生が新社会人の頃からお世話になっていた店もその一つです。最終日(偶々ですが)、気軽に話せる店員さんたちにお礼を言われます。残念ですが、時代に吞み込まれる悲劇は何処の店にも平等に訪れるのです。

そんなコロナ禍でも新しい店は開店します。北東ブロックの国道1号線を超えたところにあるビギン商店街という場所で。小生的には、こちらに行くのは何となくいきつけていたおでん屋さんがあったからです(過去形)。いまは鉄板焼き屋さんにリニューアルをしています。そこに向かっているはずなのに、partnerが客引きをオドオドとしている店員さんにつかまり入ることになります。

こういう時の彼女の縁は驚くほどに良い方に転がります。気の良い店主…ちょっとお茶らけていますがしっかりと和食の店で修業をしていたところをオーナーに引き抜かれたとか…料理は繊細で綺麗な画で提供してくれます。

小生はそれほど食べる方ではないので、お酒と京おばんざい三種盛をいただくことにしたのですが、のどを潤すためにビールから…

ビールといえば、居酒屋さんで熱くきれている御仁に出会いました。たぶん会社の後輩か部下を連れて飲みに来ていたのでしょう。店員さんに「とりあえずビール」と声をかける後輩に苦笑い。届いたビールで乾杯してから「うまいよな」と話しつつ、「ビールに失礼だから『とりあえず』はやめないか?」と。静まるのかと思いきやビール談議に花が咲き、ビール好きの主張とやらが始まりました。何となくカウンターで飲んでいた人たちも小生も巻き込まれつつ(完全に一見だと)…氣の良い飲み屋だけの友人に。

それ以降「とりあえず」と付けなくなりました。ビールの枕詞が「とりあえず」は寂しいですね。

と話を戻して、乾きが少し落ち着いてからお勧めのお酒を用意していただきます。それがepisode2。兵庫県姫路市にある蔵元「本田商店」が山田錦を使って作る龍力とは違また違った味わいを求めて違う品種のお米で作られた味わいのある辛口のお酒といわれています。小生にとっては、「うまい」の一言が全てなので、多くは語れませんが、適度な酸でスッキリとしたキレを感じることができる食中酒です。

 

適度に飲んで、騒いで、小生は次の店へと消えていくのです(笑)

 

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