女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【和歌山県】九度山 真田庵

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慈尊院を後にして観光地のひとつになっている真田庵へと向かいます。九度山町の公営パーキングに停めることができます。何となくですが、車を停める前に運転手以外の人は慌てて降りてどこかに消えていきます。今回の小生たちの目的地ではないので全く気付かなかったのですが(苦笑)おいしい料理屋さんがあります。

真田庵

善名称院というのが正式名所です。真田昌幸・信繁の蟄居時代の草庵跡と伝わる場所です。諸説ありますが… 和歌山県の史跡に指定され、牡丹の名所としても知られています。城郭風の本堂の八棟造も有名です。

ぶらり心流紀行

女人高野を後にして真田の地区へと向かいます。高野山の麓の景色は長閑で気持ちが癒されます。ただ景色がゆっくりと流れることもあり、速度が怪しくなりますので注意が必要です。車は公共の駐車スペースに停めれます。

車から真田の地区までは2分ほどです。一歩踏み込むと昔ながらの家屋に目が行きます。幹線道路沿いの家は建て替えも効くのでしょうが、路地を一つ入ると立替もなかなかに課題が生まれるものです。一番は通路となる道路の幅だとは思いますが…

この地区は大河ドラマ真田丸真田幸村の話だったかと)の関係で脚光を浴びた場所です。いわゆる聖地巡礼ゾーンでもあります。真田ミュージアムができているので興味のある方は訪れてみてください。ちなみにですが…小生は、閉館日だったのでいけていません。

実はこの地区にも善女龍王さんが奉られているのですが、小生はこの情報をまとめているときに知ったので行けていませんが、呼び込んでくれていたのはそっちの方かもしれません。何せ龍さんと辨財天さんと仲良くさせていただいている時期なので(笑)

とはいえ、お連れ様との関係で呼び込まれた真田地区。満喫しないわけもなく…

最初に訪れたのが真田庵こと善名称院です。

門のところに閻魔大王が置かれているのが印象的です。これはこれで可愛い存在です。

真田庵は一歩踏み込むと空気感ががらりと変わります。休日ではないことを含めても静かな空間です。この場所は、関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村が父と隠れ住んだ屋敷跡でもあります。その後、大坂冬・夏の陣で活躍するも激戦の末に、幸村は壮烈な最期を遂げるわけですが、波乱に満ちた生涯にあって、ここで過ごした14年間は穏やかな日々だったことがうかがえます。といっても、いまの雰囲気がそう感じさせるだけですが。実際の時の中で本当に穏やかにゆったりと過ごせたかは…

さておき、ここはお寺になっているわけですがつくりはお寺のものとは違うかと思います。ここに在るのは、屋敷です。庶民の家にとは比べるものではないですが、時代劇的知識だと武将が住む離れという感じです。

真田幸村の人柄を小生が知るわけではありませんが(漫画や時代劇、ノベルでの知識はあります)、その半生が激動の如く動いていていたことは間違いがないようです。時代と場所、すべきことは違いますが、小生もまた面倒な半生を過ごしています(笑)

その一つは、親の仕事を手伝ったことです。どうしても比べられるということもあり、その呪縛から逃れる度に日々の努力は惜しまずにする必要がありました。まぁ、楽しみながら学ぶわけなので、振り返ればよかったと思うわけですが…

頑張りや努力は、誰かに伝えて評価してもらうものではなく、自分が行う行動で気付いてもらい結果につなげることで信用を得るものだと前職で学びました。勝ち負けがあるような仕事ではないので、あれですが…仕事を辞めたことを拝そうと取るのなら、そして、年金生活までの間はのんびりと過ごそうと考えていたので、変な感じで合致していていて苦笑が漏れます。

普通にpartnerに突っ込みを入れられるほどニヤッとしていたようです(笑)

ある種、都落ちというモノをして、ここに辿り着いたということは、ここに感じ取るものが用意されていたのかもしれません。が正直なところ、家屋の作りに、庭園のつくりに、目を奪われていて、そういうことを考えているゆとりはありませんでした(苦笑)

古民家という存在、そこに目を向けることは楽しいものです。便利になるにつれて失われていく様々なモノを感じて居るこの頃、丁寧に手入れされた古民家を見ると何故かほっとします。残念なことに小生が住むようなことはないわけですが…

時代劇で出てくるような家屋に何処か趣のある庭。

この地で真田幸村は何を思い、何を考え、何処で決意を決めたのか。ふとそういうことを考えながら真田庵の前に立ち庭園を見渡します。そのような景色を見てきた記憶はないですが、不思議と落ち着きます。その理由は解りませんが、和の美というモノに感動しているのかもしれません。

立ち尽くす様に静かな時間が過ぎていきます。風が、木々を揺らし何かを奏で始めています。木々が囀るように何かを語り掛けてきます。葉がこぼす音に、光が差し組むことをただただ楽しむだけの時間が過ぎていきます。

ありがたいことに小生たち以外は誰も来ていないのでのんびりとみることができます。

少し賑わいのある観光地の休息日というところでしょうか。その時間がまた何とも贅沢なものに感じられます。とはいえ、それほど広いわけでもなく、堪能した面々が戻ってきて本日は終わりを迎えます。

折角なので他の皆さんが急いで向かった先へと…蕎麦屋の幸村庵があります。残念ながら休みだったので中に入ることはできませんでしたが。ただ外から見るだけでも手入れの整った庭園を見ることができます。

他にも真田ミュージアム真田紐工房などもありますが、この時は知らなかったので紐工房の手前で撤収していました。これもまた縁というモノですね。

情報整理のついでになりますが、いまは紐作り体験は行ていないそうです。作成見学と販売はあります。この土地ならではの真田紐に触れてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

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