女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【雑記】茅の輪くぐり

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情報を整理のついでに…出てきたので…2023年6月15日以降何度か行ったので、その意味や作法について。諸説ありますので一つの話として…

茅の輪くぐり

様々な罪穢れを払う浄化の行事として、特に、1年の半分にあたる6月の最終日に行う「大祓」を古来「夏越の大祓」と呼んでいます。かつては旧暦の6月最終日に行う所が多く、今年の場合は、8月7日がその日にあたります。その時期の日本は、まさに夏本番。猛暑や水不足に耐え、疫病にかかること無く秋を迎える願いを込めた行事であったと考えられています。

夏越の大祓でよく知られたものとしては、神社にて大きな茅の輪が建てられ、人々がその輪を八の字にくぐることで穢れと病を落とす「茅の輪くぐり」や神事がありますね。

起源は…

茅の輪くぐりはに日本神話に由来します。素戔嗚尊が旅の途中に宿を求めた、備後国蘇民将来との逸話が起源です。

貧しいにもかかわらず、喜んで素戔嗚尊をもてなした蘇民将来に対し、弟である巨旦将来は裕福にもかかわらず宿を貸そうともしませんでした。数年後、再び素戔嗚尊蘇民将来のもとを訪れ「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と教えました。

教えを守った蘇民将来は難を逃れられ、それ以来、無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のようにくぐり抜けるものになったといわれています。

くぐり方は…

くぐり方は、唱え詞を唱えながら、8の字に3度くぐり抜けるのが一般的です。基本的だと思われる茅の輪くぐりのくぐり方は、以下のようになります。

1周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
2周目:正面でお辞儀、右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻る
3周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、参拝へ

 

茅の輪くぐりのときには、神拝詞を声に出さずに唱えます。代表的なものは以下のようなものです。

「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」

茅の輪くぐり(フリー素材)

また、茅の輪くぐりの時の神拝詞は、地域や各神社で異なるようです。茅の輪くぐりをする際は、各神社でお尋ねるとよいでしょう。以下のように、1周目から3周目でそれぞれ、神拝詞が異なる場合もあるようです。

1周目:水無月の 夏越の祓 するひとは 千歳の命 延ぶというなり
2周目:思ふ事 皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓へつるかな
3周目:宮川の 清き流れに 禊せば 折れることの 叶わぬはなし

心流紀行~雑記編

作法は神社に書かれています。それに従って行うことが大切です。郷に入っては郷に従えという言葉があるように。様々な考えのもとで様々な方法が考えられています。それはその土地の考えであったり、そこの主祭神に合わせたものであったりと…

氏神神社では一般的なものでしたが、職場近くの神社では少し違っていました。神田神社も一般的なものですが、不思議と役割が違うように感じます。

勝手な印象にはなりますが、氏神社では、日々の穢れのようなものを落とし、神田神社では、商売をするに対しての穢れを、欲深く他人の成果を妬むような心の闇、澱のようなものを削ぎ落してくれるような感覚でした。

そういう意味では、辿り着いた先に、茅の輪くぐりがあるのなら、そこには意味があるということなのかもしれません。

神社は呼ばれなければ辿り着くことができないのなら、きっと茅の輪くぐりも「やっていきなさい」と声をかけられているのでしょう。いまのあなたには必要なことですよ、と教えてくれているのかもしれません。

人の心は、移ろいゆくものだからこそ、圧し掛かる見えないものに清濁のどちらかに寄せられるのかもしれません。自分では対処できないほどの量を乗せられたのなら、そこには霊障のようなものが混ざってくるかもしれません。そんな突飛由もないことは…と思われる方のほうが多いでしょうが、予期せぬことは、突然に押し寄せるものです。

ただ神社に参拝に行くだけでも、穢れは祓われるそうです。隙を見せれば昇華されていない穢れがくっついてくることも。時には良いものが払われることもあれば、悪いものが一緒にくっついてくることも…でも、それらはいわゆる試練と呼ばれるものなのかもしれません(笑)

 

茅の輪くぐり…この際だからというよりは、結構な数を2023年にはさせていただきました。色々なところで、色々と思うことを抱きつつ(そちらは各記事で)、神拝詞を念じながら…念じることに集中していると、途中で離脱したり、方向を間違えたりもしますが、それはそれで楽しい時間なのだと感じました。

これがUPされるのは12月ですが(半年遅れている…)、2024年には是非行ってみてください。新しい発見があるかもしれません(笑)

 

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