女神の福音~心流紀行

縁あって訪れた女神の社にまつわるetc...

【兵庫県】金毘羅宮神戸分社

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おじさん飲み会を主催する幹事殿から知人が関西圏に来訪するということで招集が。そういうわけで神戸へと出かけます。神戸までは、大阪駅からJRで行くか、大阪駅から阪神を使って行くかという方法があります。小生は、後者でいくことにします。前回にお知り合いになったエスプレッソの店に立ち寄ってから合流しても大丈夫という時間帯です。

そういうわけで一路新開地に向かいます。若い人にとっては誘惑の多い街でしょうか。

そんな新開地散策、2023年6月23日のプチ旅です。

金毘羅神社 神戸分社

戦災、震災に遭いましたが、地元崇敬会の協力の元復興し、「福原のこんぴらさん」として親しまれているそうです。町の神社、というかんじに鎮座しています。

金刀比羅宮の由緒は諸説あります。大物主命が象頭山に行宮を営んだ跡を祭った琴平神社から始まり、中世以降に本地垂迹説により仏教の金毘羅と習合して金毘羅大権現と称したとするものである。

大宝元年十月の晴れ渡った青空から一竿の旗が舞い降りて象頭山に立ったため、この地に宮を建て旗宮と称したとある。別の説として、大宝年間に修験道役小角神変大菩薩)が象頭山に登った際に天竺毘比羅霊鷲山に住する護法善神金毘羅の神験に遭ったのが開山の縁起との伝承から、これが金毘羅大権現になったとされています。

そこの分社です。

心流紀行

新開地の街は何度来ても新しい発見があります。街並みを彩るお姫様のお風呂をはじめ、少し間があくと見える景色に変化が起きています。一番の違いはキャッチがキャッチをしなくてというところでしょうか。声を掛けてくる黒服の方々が会釈と手招きで客を呼び寄せています。軽い立ち話的な感じで店内へと案内して行く様子が面白いです。

この辺は、技術といいうものなのでしょうね。この辺の技術は、関西で通じても関東で通じなかったりとするようで、所変われば人変わるの典型的な技能なのでしょう。

ただ小生のようにぶらりと街を歩き、不意に街並みの写真を撮る輩は視線に気付く程度に見られているようで、警戒対象なのか近くを通っても声すら掛けられません(苦笑)

 

それはさておき、新開地の商店街は色々なイベントがあります。今回は、落語の喜楽館で泥酔高齢者と婦警さん2名の口論バトルです。ふらふらと掴み掛かろうとするぬらりんひょん系のおじさん。それをすっと交わしながらも転けないように服を掴む婦警さん。何とも面白いバトルに、ギャラリーは足を止めて見学。小生もその一人ではありますが…  小生が足を止めて5分程度で自転車に乗ったお巡りさんが登場。

「お前には用がないんだよ」とぬらりんひょんにギャラリーの失笑が… この後は言わずもがな、ですね。ギャラリーも散り、小生も散策を再開。

 

少し小腹が随っていると感じながらもこの後食事。軽く呑み喰いをしようかな?と思いつつ、商店街の端までたどり着き、公園で休むか、もう少し散策を続けるかと一考しながら歩いていると、ふと鳥居らしき物を見つけ、近付いていく事に。

住宅街の外れにトンと鎮座する神社が在ります。近付くと金毘羅神社と。

 

金毘羅さんとよく耳にする神社と同じ名前。小生初の金毘羅さんです。理由は色々とありますが、人が多く訪れる神社に行く機会は意外に少ないです。行くときは、平日の人が少ない目の時にとか…という理由で、十日えびすなども何となく遠慮気味でした。

 

時が来れば、縁強まり、その地に招かれる

 

そんな感じなのでしょうか。境内に一歩足を踏み入れるとそんな言葉が湧き上がってくるような、囁かれているような気がします。

今回に至っては、いつものような空気感が変わるという感覚はありません。町と一体化しているような…原因は明らかというか、商売に来ている?営業マン風の方が宮司さんにやんわりとした言葉で帰されています。外から舞い込んでいる空気という感じです。

小生に気付き、宮司さんが会釈してくださり、小生は、本殿、拝殿の方へと向き直します。拝殿の前には茅の輪くぐりが。去年は1度しか巡り合わなかったのに、2,023年は今回で3回目になります。これも縁というものなのでしょう。

とはいえ、今回は何を払ってもらうことになるのか… 金毘羅神宮の祭神である大物主神は 航海の安全や豊漁祈願、五穀豊穣、商売繁昌、病気平癒などに御利益のある神様とされています。結構、航海安全の神様に巡り合いますね。

 

航海…これを人生と置き換える人もいるそうです。人生の安全を願う。そんな意味も航海安全には含まれるのかもしれません。 …セカンドキャリアとしての半年、色々と面倒がありましたが、まぁそれなりに人生とい大海原を進んでいます。これまでとこれからを…その境目となる大祓いです。

人生の安全な航海、仕事ともですが良き友人との出会いを願い茅の輪くぐりをします。

茅の輪くぐりをくぐった瞬間から、身にまとう空気が変わります。柔らかくも暖かなそれをまとい、2度目、ふっと寒さを感じます。3度目、体が妙に軽くなります。そして拝殿での挨拶…おえて茅の輪を超えると熱気を感じます。

心成しか拝殿の前は若干気温が低かったのかもしれません。

 

そして小生は、待ち合わせの地へと向かうわけです。約束の地…なんとも格好良いフレーズに勝手に心が浮き浮きとします。

余談ですが…

今回偶然にたどり着いた金毘羅神社、小生に縁が強い辨財天と微かですが縁があります。金毘羅神社の総本山とされる琴平神社は、像頭山と呼ばれる山の中に、ちょうど像の目の位置にあるそうです。この山の名前は、釈迦が千人の弟子に説法をしたと云われるインドの伽耶山象頭山)と山容が似ているということで名付けられたという説があります。こじずけですが…何となく縁…と。

 

 

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