軽井沢での仕事を終え
次の町へと移動を考えると
食事に誘われます。
特に断る理由もなく
急ぐ時間でもないので
お言葉に甘えると
XIV軽井沢へと案内されます。
有難いことに
宿の確保もしてくださっていました。
ということでチェックインをします。
小生は会員ではありませんが
呼んでくださった方が会員ということで
利用させていただくのですが…
ここが会員制リゾートホテルということを
小生が知ったのは
初めて仕事で呼ばれた時です。
懐かしい思い出が待っている間に浮かびます。
リゾートというものに縁が薄い小生にとっては
衝撃な時間がここにはありました。
今回は別の案件もあり
高速道路のSAで仮眠をとる予定でしたので
※夏ならではの判断ですが…
車の中で眠るのは危険です 苦笑
何ともありがたいサプライズです。
最近、よく気付くようになりましたが
経験がその人となりを形成しています。
本物に触れる時間を大切にすれば
本物が近くに存在するようになります。
それは物でも人でも同じようです。
虚勢を張っていれば
虚勢をはる輩が取り入ってきます。
試されるのは自身の器ですが
薄っぺらさに騙されるようであれば
所詮はその程度の器にすぎないようです。
人としての薄さというか
軽さというものは
年齢ではないようです。
小生よりも若くても
しっかりとしている方はいます。
そういう方に会えば
学び取ることの多さに驚かされます。
逆に
年嵩の方であっても
薄っぺらい人は少なからずいます。
個人的な感覚ですが
その時世にあった良いこと言えても
行動やちょっとした呟きに整合性がない人
自分を大きく見せるために虚勢を張る人
都合が悪くなれば逃げ回るしかできない人
そららのどの人も
器が小さい愚かな存在と
思われているのかもしれません。
少なくとも
小生の前でフロントスタッフに
言葉荒げて大きめの声で話している方は
その部類になるのだと思います。
当然ながら周囲から向けられる視線に
困惑して（きっと非に気付いて）
逃げようとしながらも
自分の意味のない主張を繰り返し
素直に
できない 申し訳ない
ということさえできれば自身が高まるのに
その人は
永遠に矮小で卑屈な生き物として
長生きをするのでしょう
※憎まれっ子世に憚るそうですから…
こういう事象に巡り合ったとき
起きている事象だけを
追いかけることが大事になるそうです。
事実は一つしかありませんが
真実は関わる人の数だけあるそうです…
と何処かのドラマで言っていたような
幸いなことに第三者として
眺める機会を得たのですから
その存在と同じような行動をとらないように
そうするために何が必要なのか
そのこともきっと経験の中で
身に着ける自身の武器なのかもしれません。
少し話が逸れているのでまとめを
いかなる経験も
背を向けずに向き合うことで
自身を厚みのある存在へと変えてくれます。
筋肉をつけるかのように 笑
話を戻して…
XIVでのレストランへと向かいます。
和食のコースの中で
アルコールを少し嗜みます
このレストランで用意されている
お酒の中に少しだけ混ざる日本酒
その中から「花」を…
食事の邪魔をしない繊細な味わい
肴の油をサラリと洗い流し
次の料理を口に運ぶ良いアクセントに
主役のそれとは違う添えられた花ですが
それだけを楽しむのも乙なものです。
そして その乙な時間を
演出するかのように
添えられた箸休め…
花を主役へと押し上げてくれます。
そこに添えられる会話の中で
人はさまざまな時間を楽しみ
心地よくなれる場所に身を預けるようです。
花が彩る
料理の数々と
会話の中に
ふとしたきっかけで
立ち寄ってくれる黒服さん
その洗練された動きと
培われたトーク術に
心地よい時間は深けていきます。
心地よい酔いは明日の活力に…
そういえば
明日の朝（翌日）は…
と少し現実に翻弄されつつ
もう少しだけ
仕事の話を交えるのも悪くはありません
【2023年7月16日 長野紀行 雑記】
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