「弁財天に会いに」
と銘打ってpart5となります
不思議な一日です 正確には半日ほどですが
令和５年９月には
いろいろと何かがあったのでしょうか 苦笑
実に 立ち寄る先で思うところがあります
意外とまとめた時か
それとも…整理しているいまか
どちらにせよ
文字が踊りだせば そこにあった何かを
伝えるかのように流していくだけです
公開用に文字を躍らせるとき
小生は文字には自由でいていただきたいと
そんなこんなで悪戯が過ぎる日も…
そこは
最終的に整理をして 収まっていただく
ということにして
きっと㋿5年９月23日の旅最終章です 笑
寛永寺 不忍池辨天堂
寛永寺をしっかりと廻ったかといえば
残念ながらそれは叶っていません
何せ 不忍池の辨天堂にまっすぐに
そして上野公園の地図上で
単独だと思い込んでいたので…
これ全て無知のなせる業です 苦笑
ここで不思議事件が一つ…
この東京散策でも書いていますが
八臂辯財天…江の島弁財天が有名で
三体あるとされていますが… 笑
もう少し辯財天の話を追求しましょう
ちなみにですが
こちらの辯財天さん
関東三大弁財天に上がるものです
と…紹介すると色々とあるのですが 苦笑
とりあえず
関東三大弁財天とは…
江の島 八臂辨財天と妙音弁財天
浅草寺 老女弁財天
紅龍山東海寺 布施弁財天
ということになります
布施弁財天は秘仏なので邂逅はまだ…
三大なのですが…江の島はどっち？
ついでに言えば江の島の場合は市杵島姫神も
そして
浅草寺の弁財天さんの役割を預かるのが
この寛永寺の辯財天ということ…のようです
この辺は
御朱印の兼ね合いもあるかもですが
実に面白いですね 苦笑
辻褄は…？ 合っていない気がします 笑
そんな話はともかくとして…
上野公園内には
不忍池という大きな池があります
その池の中島に建っているのが弁天堂
建築の頃は お堂に参拝するために船で…
参拝者が増えたことにより
橋が架かったのが江戸時代 とか
船賃が幾らかは知りませんが
無料ではなかったはずなのに…廃業とは
何とも…お金儲けを考えていない？
時代背景は兎も角として
世知辛くない人の心意気が嬉しいですね
谷中七福神の巡礼札所のひとつでもあるので
こちらにふらりと
辿り着いた方がいるかもしれませんね
心流紀行
神社参拝をしていると
時間に追われることがあります
全ての神社仏閣が
自由参拝というわけではなく
意外と時間制限されていたりします
門が閉ざされれば参拝にもならないので
その辺は気にして向かいます 笑
ちなみに
御朱印や授与所に間に合わないときは
素直に出直しです その時が縁結びです
今回はほぼ道路向かいからですが
結構 上野公園は大きいです
地図がこじんまりとなっていますが…
何よりも
上野公園の大きさを勘違いしている小生
湯島天神から 上野公園までの距離も
当たり前のようにずれています 苦笑
意外に遠く感じます
もちろん 気が焦っているだけに 笑
湯島天神の夫婦坂を下り
都道453から452へと向かって
池之端一丁目の信号を
超えて上野公園に入るわけですが…
と文字にするとすごく近い気が…
信号を渡り 不忍池を目指すわけです
ってそこがまさに不忍池です
目指すのはお堂ですが
蓮が結構いい感じです
花が咲く時期はまた違った風情が…
焦るという作業をやめて
小生はおとなしく蓮を眺めながら散策
急ぐ旅路ではなく 逃げる相手でもない
今日 縁が紡がれなければ
別の日に訪ればよいということです
ハスが織りなす景色を眺めながらの散策
必然的に心持 優しい気持ちに
久しぶりにボートをこぐ人を眺めたり
なんとも懐かしい緩やかな時間へと
そんな中でも登場するのは悪態を吐く諸先輩
何処にでもいるのですかね
生贄になっているのは若い男性
少し酔っているのでしょうか？
ベンチに座り 男性を前に立たせて
ビジネスの基本とやらを語ります
聞く気はなかったのですが…
耳残りする話に足が止まります
足を止めたついでに
辨天堂を向こうに写真撮影など
花咲き乱れるときにも
同じ位置で写真を撮ってみたいものです
小生が足を止めたのは
仕事で午前中に行っていた先での説明
社員さん向けの思考ロジック話に
ついつい 耳がダンボに…
出てくる話はPDCAサイクル…
詳しい説明は割愛で 苦笑
必要なのは…
組織的にそれが必要かどうかの検証
ついでに言えば
どの業態でも合うわけではありません
そもそも
すでに進化した形のロジックもあります
などなど…突っ込みどころ満載
言われている青年も溜息をついて
火に油を注ぐ体制万全！
エキサイトするほどに注目を集め
残念なことに陰口がこぼれます
上野公園 ビジネスマンも休憩中 と
知識を常にアップデートできない人は
恥をかいていることすら気付けずに
満足げに語らいを終え
気をつけろ！ いつでも相談にのる
と言って先に去っていく始末…
呆然と見送る青年に 年配の女性が
「息吐くのも大切よ」と缶珈琲を
その行動に照れくさそうに
珈琲を受け取る青年 と
彼は ベンチに座り 缶を開けて
何度か小さな声で ありがとう と
その言葉に 都度 頷いてから
彼女は
温くなってたよね ごめんなさいね
と言って去っていくわけですが
何となく足を止めたことで
胸のあたりがポワンとなります
慌てて青年は立ち上がり
去っていく女性の背に頭を下げます
人の心は疲弊するものです
その疲弊について
目を向けることのできない愚かさは
組織を崩壊へと持っていきます
組織を守るために 調和は必要です
ただ組織を支えるためには
その礎となる人を
大切に守ることが必要です
使い捨てにすることを
当たり前にする経営者がいれば
その組織は 遅かれ崩壊の一途を
たどることになるでしょう
その時、口にするのは
責任転換 辞めていった人達に
責任を押し付けようとすることは
誰でも解る予測範疇かもしれません
人の心に寄り添う
しれっとされたその行動に
何となく感動しつつ
写真撮影を終えた小生は弁天堂へ
【2023年9月23日 不忍池に続く】
☆★☆ご来訪いただいた皆様に☆★☆
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございます。
感謝しております。
踊った文字たちも喜んでいると思います。
ちなみですが…
読者が増えると小生が喜びます。
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小生が成長できます。
よろしくお願いします。
